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北海道新聞 連載記事『朝の食卓』

北海道愛

北海道新聞 連載記事『朝の食卓』


「朝の食卓」で何をテーマとするかは考えところで、机に向かってうなっていても思いつかず、電車や飛行機での移動中、居酒屋での飲食中に思いつくことが多いです。すぐに 忘れてしまうのでメモします。

最近、「北海道愛 虹と雪のバラード」とのメモを持ち帰っており、今回は、ぼくの北海道愛をテーマとします。

まず、1972年の札幌冬季五輪のテーマソング、虹と雪のバラード。札幌季五輪はぼくの最古の記憶の一つで、「虹雪」は最初に覚えた歌です。希望にあふれた歌詞が良い。札幌市営地下鉄の到着音は「虹雪」なのでその都度、ぼくも口ずさみます。自分の結婚披露宴の時も、嫌がる妻を説得し、入場曲に「虹雪」を使いました。友人の結婚披露宴でも歌い ました。抜群の選曲と自負しています。

続いて野球。夏の甲子園大会に出 場した北海道代表校の勝ち試合のスコアを覚えています。居酒屋でこれを披露して野球通の店主に驚かれました。日本ハムの北海道移転と同時 にファンとなり、年間15試合は道内の球場で観戦しています。

最後に裁判について。北海道は土地柄なのか時代背景なのか、有名な裁判例が多いです。自衛隊の合憲性についての恵庭事件、公務員の政治活動についての猿払事件、出版の事前差し止めについての北方ジャーナル事件など。ぼくは受験時代、北海道関係の裁判例だけはよく勉強しました。おかげで、善きにつけあしきにつけ、今の自分があります。