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北海道新聞 連載記事『朝の食卓』

凝り性

北海道新聞 連載記事『朝の食卓』


ラグビーのW杯が開催中です。ラグビーといえば、5年ほど前から何度も放送された「スクール☆ウォーズ」という伝説のドラマがあります。荒廃していた高校に元ラグビー日本代表の熱血教師が赴任して生徒を更生させ、ラグビー部も全国優勝するという内容です。あまりにも話が出来過ぎていますが、京都の伏見工高での実話がベースなので、不自然さは感じません。

「スクール☆ウォーズ」にハマったぼくは、大学で東京に出た際には、ドラマに出てくる中華料理店や喫茶店等を訪れたりしました。先日、京都を 訪れた際も世界遺産である寺院等の文化財より先に、当時の伏見工高の校舎を訪れて写真撮影し、大満足です。ぼくは興味を持ったものには何にでも凝るタイプで、「カレー」「居酒屋」「高校野球」には今でも凝っています。また、自分の出身地や出身校、所属団体に対する思い入れが強く、それらに関係する事柄には興味があります。

人生では何度か選択・決断を要する場面に遭遇します。自分で情報を収集・分析して行った選択は、大概、正解であるものです。残念ながら不正解であっても、悔いは残りません。他方で、選択を人任せにすると、不正解だった場合、一生後悔することになります。

ぼくは凝り性のためか、人生の選択事についても徹底的に情報収集・ 分析して決断する傾向にあり、これまで一応、正解を選んできたつもりです。