■トニーニョ・セレーゾ(監督)
就任当時は3トップ構想を掲げ、結果を出さない1億5000万ベベットを使い続けた男気溢れる監督。
フェリペ以来、久しぶりにJにもファッショでクレイジーな監督がやってきたか!
と思われた。しかしジーコの魔手から逃れることはできなかったらしく、
セカンドステージでは守り優先になってしまった。
ヒゲはつけヒゲに違いない。
地毛だとしたら、トカゲのシッポのような再生能力だ。
■柳沢敦(スルーフェチ)
ポストプレーに命をかける、前線に張るミッドフィルダー。
ゴールよりもポスト成功の方が嬉しいらしい。
好物は鳥のカラアゲ(CMでおなじみ)。
強張った表情でカラアゲを頬張る姿は、本当のカラアゲ好きを実感させるものだった。
スルーを多用するプレースタイルで有名だが、
実生活でもデートするために日本代表合宿から夜間無断スルー。
結果、謹慎処分を受けるという憎めない一面を持つ。
■平瀬智行(シューター)
強運日の丸ストライカー。いろいろな意味で、城の系譜を継ぐストライカー。
しかしバーモントカレーのCMに出てからはイマイチ。ヒ素でも入ってたのか?
■鈴木隆行(ポスト型FW)
重戦車ドリブルで相手陣内を蹂躙するストライカー。
豊富な運動量と重心の低いキープは、まったくもってステキィである。
しかし残念なことに、ドリブルの方向はいつも相手ゴールからズレている。
おまけにシュートもいつもゴールからズレている。うーむ。
やや天然の入った性格をしており、誕生日に
「こんなに祝ってもらうのは1年ぶりです」という名言を残した。
■長谷川祥之(空母型フォワード)
空の王者。空中戦では敵ナシの強さを誇る。歩兵戦や肉弾戦は苦手。
それが災いしてか、最近は「風船おじさん」のごとく行方不明。
「ねえねえペーター、長谷川のおじちゃん、おそらにいっちゃったの?」
■ベベット(シューター)
1億5000万で1得点のみ。
もいっちょ。
1億5000万で1得点のみ。
それでいて全く悪びれずチームを去ったナイスなやつ。
■本山雅志(攻撃的ミッドフィルダー)
集客力20%アップを誇る童顔やおい系アタッカー。
エッジの利いたドリブルは相手を恐慌状態に、ファンを恍惚の世界へと誘う。
なんとなく、アダ名は「まぁくん」であって欲しい。
案の定、4人兄弟の末っ子。
■ビスマルク(悪役ミッドフィルダー)
巧みなボールキープといけないダーティープレーで相手チームを悩ませる司令塔。
敬虔なクリスチャンとして知られるが、服部(ジュビロ磐田)の顎を砕いたファイトは
とても十字軍していた。
今後は伊達公子結婚による影響が懸念される。
既に頭髪にはその影響が・・・(涙)
■小笠原満男(司令塔型ミッドフィルダー)
東北のファンタジスタ。
運動量は惜しまないが、口数は惜しむ無骨な漢。
愛想のかけらもないファンサービスで有名。
■中田浩二(ボランチ)
下の熊谷選手と一緒に「Wコウジ」結成。
2人の力で本田キャプテンの排除にやっと成功した。
彼の役回りは「今田耕司」か。
大物(トルシエ)受けはいいし、美味しいとこゲッチュー!
将来、芸能人かスチュワーデスと結婚する確率は97%(独断)。
以前スーパーサッカーに生出演した際には、
「スーパーサッカーはマリノス寄りだから」というステキすぎる発言をした。
「そんなことないですよ」と言いつつ表情を強張らせていた水沼(マリノスOB)が印象深い。
■熊谷浩二(ボランチ)
上の中田選手と一緒に「Wコウジ」結成。
2人の力で本田キャプテンをベンチに追いやった。
彼はどちらかというと「東野幸治」の役回りか。
最近ケガしたし。
青森出身というだけで「純朴」「素朴」「地道」というレッテルを貼ってしまいがち
なのは慎むべきかもしれない。
でも顔、言動ともにどことなく地味。スマヌ。
■山口武士(ボランチ)
上のアナロジーで言うと「板尾創路」の役回り。最近見ないし。
■本田泰人(ボランチ&キャプテン)
憎まれっ子、世にはばかる。
敵のエースに対して行われるストーキングマンマークには貞子もビックリだろう。
先日、高岡早紀の妹さんと結婚して大物ぶりを見せつけた。
まさかこの妹にもストーカーばりにマンマークしたんじゃあるまいな?
おそるべし、スケベ分けパワー。
■名良橋晃(攻撃的右サイドバック)
スピードと思い切りだけで全てを解決しようとする男気が凄い。
実際それで何とかなってるのがもっと凄い。
どうしようもない時はとりあえずファウルだ。
■相馬直樹(守備的左サイドバック)
「元早大サッカー部キャプテン」という肩書きのせいか、
全てのプレーを「頭脳派」の一言で片付けてられてしまうラッキーな人。
■中村祥朗(左サイドバック)
本来は左SBなのに右SBとして起用され、そこでの動きが今一つだっただけで
「中村もまだまだ」と捉えられてしまった選手。
ここまでくると、鹿島の見事な若手潰しを褒めるしかない。
■秋田豊(ストッパー型センターバック)
ジーコイズムをフィールドで体現する守備の要。
ただし、口を開けば出てくるのはジーコに刷り込まれた
「自信」「精神力」「ベテランの力」ばかりなので、
将来指導者や解説者になるのはちょっと無理っぽい。
■ファビアーノ(ストッパー型センターバック)
もはや誰もが期待していなかったジーココネクション久々のヒット。
たま〜に良い人材が来るから、ジーココネは面白い。
■高桑大二朗(ゴールキーパー)
解説者の長谷川健太から「ボールをこぼしそうでこぼさないキャッチングをする」
と迷惑な褒め方をされている鹿島の守護神。
どうしても失点が免れないシーンでは秋田にわざと
「退場しない程度のPKファール」
をさせて、その後のPKを阻止するという立花兄弟(from キャプテン翼)
もビックリのコンビプレーを見せる。
これに毎回引っかかるバカがゴン中山で、
高桑VS中山のPK対決は目下高桑の4連勝中。
■インファイト(ヤクザ)
公称は鹿島最大のサポーター軍団、実情は鹿島最大の圧力団体。
応援という行為は代償を得て当然−−−という独特な考えをもち、
試合後に選手が自分達の所に挨拶しにこないと、次の試合の応援をボイコットする。
●増田忠俊(ケンカ好き攻撃的ミッドフィルダー:FC東京へ移籍)
チームのために自らの足の骨をギセイにして得点したのに、
二年後いざ怪我が完治してみると既に自分のポジションはなかった。
チームプレーという言葉がいかに空虚なものかを体現してみせた
可哀想な攻撃的ミッドフィルダー。
「勝つコツを伝授する」と豪語してFC東京に入団したものの、
初登場で10分せずに退場して鹿島魂のアナーキーさを見せつけた。
●マジーニョ(ドリブル型フォワード:川崎フロンターレへ移籍)
相手のゴールポストにボールを当てることが上手なドリブラー。
一見、緊張感のない表情をしているがそれはフェイク。
オフサイド破りを虎視眈々と狙っており、
見事な飛び出しで何度も鹿島に勝利をもたらした。
誰が見てもPKになるファールを犯した後に、
堂々と審判にクレームをつけるポジティブシンキングは我々も見習いたい。
●真中靖夫(キャノンシューター:セレッソ大阪へ移籍)
得点感覚に秀でた強シューター。
鹿島では冗談のようなロングシュートを何本も決めてくれた。
C大阪に移籍してからも途中出場後ファーストタッチでゴールを決めたり、
なぜかDFにコンバートされたり、
それでいて首位の磐田相手に2点決めたりなど、
冗談のようなプレーぶりは相変わらず。
自身にプレー機会が与えられなかった98年Jリーグ制覇時には、
祝賀会で「ボクのキックオフはこれからです。」とさわやかに言ってのけた。
敏腕宴会部長だっただけに、放出は当時悔やまれた。
●黒崎久志(フォワード:ヴィッセル神戸へ)
ジーコの後継者と目され、攻撃的ミッドフィールダーとしても起用された。
これだけで、いかに当時のマスコミやジーコに見る目がなかったかが伺えよう。
●阿部敏之(センター型ミッドフィルダー:浦和レッズへ移籍)
左足フェチ。パサー好きのゼ・マリオの愛を一身に受けていたロンゲの寵姫。
浦和に移籍してから「レッズはベテランが威張ってない。」と言い、
チクリと本田&秋田に苦言を呈した。
●室井市衛(ストッパー:浦和レッズへ移籍)
たまに出場しては自作自演のような活躍をした選手。
オウンゴールのあと得点したり、相手にPKを与えた後に得点したりしていた。
そんな刹那的なプレースタイルが長続きするはずもなく、
あえなく阿部ともども浦和に放出。
●エドゥー(監督:ブラジル)
ジーコの実兄ということで傀儡政権になるかと思われたが、
意外にもジーコは出しゃばらず、エドゥー自身が好き勝手に采配を振るった。
いや、むしろ「振るってしまった」。
鹿島で黄金時代を築いたのがジョアンカルロスだとしたら、
鹿島で暗黒時代を築いたのがエドゥー。