おことわり
このページは Y’s の「独り言」を何の目的もなく綴ったものです。
殆ど意味はありませんから、興味のある方だけ覗き見気分で読んでみて下さい。
2008.07.28
― 試される大地 ―
- 「試される大地」、北海道の人なら今や殆どの人が知っている北海道のキャッチフレーズです。このキャッチフレーズは、全国に公募して決めたはずで、記憶に間違いが無ければ横浜方面の方の作品だったと思います。
- で、私も最初に耳にしたとき、「おっ、斬新でなかなか良い言葉じゃない、語呂も良いし」って思ったんですが、最近何となくこの言葉は実は中央集権国家の象徴のような気がして、まして中央政府のご近所さんの横浜の方の作品なんて、ひょっとして罠だったんじゃないかなって思ってるんですよね。
- 「お前は何を訳の分らんことを言ってるんだ」って思っている方も、もし時間があるなら、ちょっと聞いてくださいね。
- このキャッチフレーズが出来てから後、色々なことが有りまして、特に北海道はその色々なことの影響にもろにさらされているように思うんですけどね。
- まず最初に道州制。北海道はこれの実験場にされてしまいました。北海道は同じような島とは言っても四国なんかとは違って、もともと地方行政は北海道という一つの固まりなんで、実験するには都合よい場所だったんだろうけど、これって明らかに「試される大地」そのものですよね。
- で、試されたのは早かったけど、その後実験結果がなかなか出ないのか、単に試してるだけなのか、この道州制ってやつ全国的には全然進んでる様子が無いんですけど。
- 次に、夕張市の財政再建団体化。これもしばらくの間出現してないから、ちょっとどうなるか試して見ようなんて国は考えてなければ良いけど。
- で、他にもあるけど長くなりすぎるんで、最近のものってことで、今年の春先の道路特定財源問題から開発局談合事件、これで公共事業の発注が遅れて、不況北海道が益々不況に。最初はワシらは関係ないやって思ってた農業、漁業の人たちにも、ここ最近の異常な原油高。
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- 不況北海道(特に道北旭川)、大手地場ゼネコンの倒産。これって、ひょっとして「耐えられる限界の経済」を北海道で試してるのかもしれないって思ったりしてね。
- 灯油の値段と凍死者の数の相関関係の実験とかね
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- でも、ここまで来たら「試される大地」じゃないよね。明らかに
「試され過ぎてる大地」
だと思うんですけど、どうでしょうか?
- で、もうひとつ最後に、もう「試される大地」は止めて 「お願い、もう試さないで大地」 って駄目かな?