小型卓上旋盤 MOTHMACH L300V


小型卓上旋盤 MOTHMACH L300V 2011.11.8 購入の初心者です。
(購入してすぐ使える精度の良い機械です)

主軸のベアリング交換 2012年4月25日〜4月29日

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小型卓上旋盤 MOTHMACH L300Vの主軸のベアリング交換をします。

今まで、卓上ボール盤(中国製)のベアリングを日本製に交換して、ビックリする位良くなったので、卓上旋盤も交換します。

ベルト駆動なので、五月蝿くはないですが、精度も含めての改善に期待します。

主軸のプーリー側、参考写真(親ネジ用モーターの取り付け時の写真)

主軸のプーリー側、キー溝からキーも含めてすべて取り外した写真です。
ベアリング取り外しようの道具。

ホームセンターで購入したロングボルト、ネジ切用ギア、面板、太目のナット。
12M、270mmのロングボルトにネジ切用のギアを通して、主軸の貫通穴を通し、面板、面板の穴を押さえるネジ切用のギアを通してから、12Mナットを取り付けます。

ハウジングと面板の間に写真で見える太目のナットを入れて、面板側のナットを回していきます。

途中まではスパナを使いましたが、重くなってきたので、後の写真にあるボックスレンチを使用しました。

ベアリングが抜けました。
この旋盤の主軸の部分は切り替えギアも無くて簡単な構造です。
グリスを拭き取り綺麗にしました。

購入して4ヶ月くらいなので、グリースもきれいでした。
プーリー側のベアリングは、チャック側からロングボルトを入れて、ハウジングのベアリングカバーより若干出ているベアリング部分をハンマーで少しずつ位置をずらしながら叩き出しました。
グリスを拭き取りました。
プーリー側もきれいにしました。

両方のアウターレースは取らずにそのまま使います。

6月13日にアウターレースも交換しました。

改造したプーラーでベアリングを抜きます。
改造プーラーを金鋸で切り短くしました。

こんな感じで作業しました。
主軸に入っている部品を順番に並べてみました。
主軸に通したロングボルト(270mm)です。
面板、ロングボルト、ネジ切用ギア。

使用したボックスレンチ。
左が取り外したベアリング。

右がモノタローで購入した、NTN30206 です。

上記のベアリングの反対側。
NTN30206のアウターレースに入れた写真。
上記の反対側。
構造図
主軸を冷凍庫で冷やし、ベアリングは、オーブントースターで暖めて挿入しましたが、暖め方が少なかったのか、入りません。

写真のようにして、ねじ込みました。

鉄管の長さを変えてねじ込みます。
無事挿入できました。
ベアリングにグリスを挿入しました。

チャック側に木片をはさんで、プーリー側は鉄管(35mm)をはさんで、ベアリングカバーを押します。

チャック側のベアリングカバーを押しています。
プーリー側です。
プーリー側 、ベアリングカバーの挿入が出来ました。
チャック側も挿入できました。
低速回転から、慣らし運転です。
慣らし運転も終了しました。

中国製ベアリングから日本製に交換した結果、やはり、静かになりました。

購入したときも静かだなと思っていましたが、より、静かになり効果は絶大です。

親ネジの取り付け右側に、スライスベアリングが入っていますが、低速なので交換しません。

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