1.旭岳エリアは国立公園特別保護地区にあり、一般的なゲレンデスキー場施設ではございません。旭岳エリアの利用は夏山登山と同様に全て自己判断・自己責任となります。旭岳エリアへの入山等は雪崩発生・立木衝突・沢への転落・遭難等のさまざまな山岳事故が発生する危険性があります。弊社としましては冬山上級者以外は旭岳エリアには決して立ち入らないように注意を呼びかけております。 |
2.旭岳エリアでの怪我・転落・遭難等の山岳事故に対する救助には、警察署110番・救急車119番・東川町大雪山国立公園保護協会などの関係機関に救助要請をして頂きます。山岳事故・救助活動にかかる費用は別途請求となります。なお、ロープウェイスタッフによるコース以外での救助活動は一切行なっておりません。(大雪山系管轄警察署 旭川東警察署 TEL 0166-34-0110)
※旭岳に山岳救助隊は常駐していません。山岳救助隊が現場に到着するまでかなりの時間がかかります。万が一の事故に備えた十分な装備での入山が必要です。
※お客様によるロープウェイ最終下り便の乗り遅れ通報・乗り遅れによる臨時運行は山岳事故として取り扱い、警察署に通報させて頂くこととなっております。山岳事故にかかる費用は別途請求となります。
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3.冬山の気象は急変します。視界不良(吹雪・濃霧・ホワイトアウト等)時は無理な行動をせず視界が晴れるのを待つ事も身の安全を守る手段の一つです。「進路が分からない」「迷った・迷ったかも」は山岳遭難事故の状態ですので、すぐに警察署110番に通報し救助要請を行いましょう。(救助要請を行なったらすぐに救助してもらえると言うわけではありません。)万が一に備えて地図表示が可能なGPS機能付きの機器を装備する事は必須だとお考えください。 |
4.山岳遭難の多くは単独行動です。必ず同伴行動で利用されますようご注意お願いします。山岳知識・技術等に自信のない方は上級山岳知識者・技術者との同伴行動を心掛けてください。 |
5.初めて旭岳エリアを利用される方は、まずは旭岳ビジターセンター等にて情報を確認してからの入山等をお勧め致します。安易に他の利用者の後・踏み後をついて行く行為は遭難につながる危険性がありますのでご注意ください。 |
6. [各コースについて] コースの利用は冬山登山者の登山コースとして、また滑走目的として等のさまざまな方が利用されますので周囲に十分注意を払って利用してください。(コース内外問わず利用者間のトラブルは当事者同士で解決するものとし弊社は一切関与しません。) |
7. [各コースについて] 自然の景観を守るために必要最低限の標識・ポールしか設けておりません。利用前に必ずコース内容・進路等を十分に確認・理解・把握し注意を払って利用してください。視界不良・豪雪等によりコンディションが悪い時は無理をせず自己判断で利用を中止してください。コースを外れると遭難につながる危険性があります。 |
8.お子様をお連れの保護者の方はけしてお子様から目を離さず必ず常に同伴利用をお願い致します。お子様だけの利用はコース内であっても危険ですのでご遠慮ください。万が一、お子様だけで遭難した時の事をお考えください。 |