インターネット黎明期を振り返る

24時間使える大学の高速回線+プリンター使い放題で、好き勝手やっていたw
UnixいいよUnix。


■1995年、1996年 → 講義で習った言語:Pascal。
 初めのブラウザーは xmosaic。1996年になって、気づいたらNetscapeを使えるようになっていた。
 まだそれほど面白いモノもなかったと思うが、私が発見できなかっただけかもしれない。


■1997年、1998年 → 講義で習った言語:C
 このあたりから英語圏のネット上コンテンツが一挙に充実しはじめた気がする。
 まだ海外サッカー誌が2誌月刊の時代。毎日2時間はロイターの海外サッカー情報を読んでいた。
 検索エンジンは質のinfoseek、量のgoo。yahoo使ってるのは情弱。
 法律が整ってないことを良いことに、ブラクラやウィルスの嵐。画像BBSではよく皇コラを目にしたw
 カオスで最高に面白い時期だったが荒らしが凄まじく、BBSは出来ては消え、出来ては消えという状況。
 あの頃、精力的に活動されていた荒らしさん達はやっぱり後に逮捕されたのだろうか?
 「あいねた」「あやしい」「カルトブックマーク」「有名人トーク」「有名人トークreturns」「blackbox」。
 「FLIPPER'S TV」「ネット版ぴぴぴクラブ」と「サッカーカフェ」「WS情報の広場」の巡回を欠かさない日々だった。
 個人サイトではネタ系統→「にらけら」「ドラや菌!」「gigan in USA」
 日記系統→「ナンジー関」「アーバンウニモグ同好会」「Lepton's world」「堕落日記」「iso's soccer title」あたりが思い出深い。


■1999年、2000年 → 講義で習った言語:Java
 日本語のサイトが充実してきた。気づいたらgoogleと2ちゃんねるがあった。
 もうインターネット黎明期という感じはないし、2ちゃんねるはアングラ感がしない。
 今の2ちゃんねるだと逮捕だの不謹慎だの言われてしまう書き込みがblackboxあたりの掲示板では溢れていたのだから…。
 よく見てた個人サイトは「晒し餡」「小田島隆」「ブルボン小林」など。
 割れだのエミュだの分割だの。ネトゲだの麻雀サイトだの。


■2001年以降
 高速回線、P2P(WinMX、audiogalaxy、Kazaa、AGSatelliteなど)、swfフラッシュ。
 個人サイトではテキストサイトのフォントいじり、ブログ。
 しかしこの系統は「ちゆ12歳」くらいしかまともに読んでない。
 数年して動画サイト:youtube、ニコニコ動画、ustream...。
 「近所の小学校で小女子を焼き殺す」という書きこみで逮捕されてしまったり(注:小女子→こうなご。お魚です)、
 無断リンク禁止と言いだす連中が出てきたのは、あんまりだと思う。
 携帯サイトやmixiで普通〜〜の人の普通〜〜な自己紹介文と日記(7割異性関係+3割仕事愚痴)を読むたびに、
 (↑典型例:ゎたしの経歴わぁ(機種依存文字)○小学校→△中学→□高校→◎大中退、彼氏とぉラビュラビュetc...)
 マニアと理系大学生+院生が主なネット住人だった頃を懐かしく思ってしまう私は立派な回顧厨。
 現在2011年。20世紀の頃のようなドラスティックな変化はもう無いだろう。




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