・フィニーも本職はマシューズと同じ右ウイングであり、一時期はマシューズから代表レギュラーを奪っていた。フィニーは5つの攻撃ポジションのどこでも高いレベルでこなせるため、右専門のマシューズとの兼ね合いから左に回ることも多かった。●契機は●。どちらが優れた選手か「マシューズ・フィニー論争」あり。
・得点源はセンターフォワードのロートンと右インサイドFWのモーテンセン。この2人は代表での得点率も異常な高率。ロートンは当時のCFWとしては献身的で、ヘディングの強さに定評があった。モーテンセンは同サイドのマシューズと Blackpool の阿吽コンビ。CFW起用もされる得点感覚に優れた選手だった。
・攻撃陣の最後の1人、マニオンは5人の中では一番深い位置どりをし、プレーメーカーとしての役割を担った。高齢で代表入りを疑問視する声もあったが、ボビー・チャールトンの本ではやたらとベタ褒めされている。
・左ハーフのHenry Cockburnは44-54マンU。
・左フルバックのHoweは代表デビュー戦。
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●1950年W杯に入らなかった名手(1):Tommy Lawton
・Lawton had the amazing record of scoring 22 goals in 23 games for his country.
・Tall, powerful, agile and crafty, Tommy was the complete centre forward.
・Although he was only 29 years old, Lawton played his last game for England on 26th September 1948.
・There is no doubt that Lawton's decision to play in the Third Division definitely hurt his international career.
・he sensationally left Chelsea to join Notts County in the Southern Section of the Third Division
●1950年W杯に入らなかった名手(2):Neil Franklin
name | 日本語表記 | age | caps-goals | final | pos | club | 備考 |
■Bert Williams | ウィリアムズ | 30 | 7-(8) | 24 | GK | Wolverhampton | 代表49-55。49年FAカップ優勝後に代表入り。54W杯は怪我で逃す。 |
Edwin 'Ted' Ditchburn | ディッチバーン | 28 | 2-(3) | GK | Tottenham | ||
■Alfred Ramsey | ラムゼイ | 30 | 5-0 | 32-3 | RB | Tottenham | 代表48-53。66優勝監督。50W杯USA戦ではゴールを取り消されて敗戦。solid |
Lawrence Scott | スコット | 33 | 17-0 | RB | Arsenal | ||
●John Aston | アストン | 28 | 14-0 | 17-0 | LB | Manchester United | 代表48-50。マンUではLBとCFWの両方こなしたが、代表ではLB起用のみで得点なし。 |
▼William Eckersley | エッカーズリー | 24 | 0 | LB | Blackburn | ||
■Lawrence Hughes | L.ヒューズ | 26 | 0 | CB | Liverpool | Franklin離脱→穴埋めの第一候補だったがフレンドリー2試合を怪我で欠場→代役のLiverpoolのBill Jonesは計4失点を喫して代表落ち。 | |
James Taylor | J.テイラー | 32 | 0 | CB | Fulham | 次のW杯に出場するCFWのTaylorとは別人。 | |
■William Wright | ライト | 26 | 29-2 | 105-3 | RH | Wolverhampton | 代表46-59。CBとして定着するのは4年後のW杯以降。 |
Willie Watson | ワトソン | 30 | 2-0 | RH | Sunderland | ||
William Nicholson | ニコルソン | 31 | 0 | RH | Tottenham | 後にトットナムの監督を58-74務めるビル・ニコルソン | |
■James Dickinson | ディッキンソン | 25 | 7-0 | 48-0 | LH | Portsmouth | 代表49-56。「Gentle Jim/Gentleman Jim」。48-50ポーツマス連覇が認められて代表入り。ポーツマス(Pompey)一筋65年まで所属するレジェンド。左サイド、ときに右も。50年54年ともW杯フル出場。54年ベルギー戦でロスタイムown goal。 |
Henry Cockburn | コックバーン | 28 | 10-0 | LH | Manchester United | ||
■Stanley(Stan) Mortensen | モーテンセン | 29 | 18-19 | IR | Blackpool | ||
●Wilfred(Wilf) Mannion | マニオン | 32 | 19-9 | 26-11 | IL | Middlesbrough | 代表46-51。ボロ36-54。165cmと小柄なInside forward。"The Golden Boy" |
▼Edward Baily | ベイリー | 24 | 0 | IL | Tottenham | ||
■Thomas Finney | フィニー | 28 | 25-18 | OR/OL | Preston North End | ||
▼Stanley Matthews | マシューズ | 35 | 30-10 | OR | Blackpool | 46-47はFinneyにポジションを奪われる。 | |
●James Mullen | ミュレン | 27 | 4-2 | OL | Wolverhampton | ||
●Roy Bentley | ベントレー | 26 | 4-2 | 12-9 | CF | Chelsea | 代表49-55。W杯出場を決めるScot戦で右inside-fwとしてデビュー。Chelsea主将として54-55初優勝に貢献。 |
▼John Milburn | ミルバーン | 26 | 7-6 | CF | Newcastle |
・世論に押される形で追加召集されたMatthewsだが、変わらぬ布陣で戦おうというArthur Drewryらの主張により初戦と第2戦は起用されず。→ウイングは右Finney、左Mullenが起用された。 FW モーテンセン(Stan Mortensen, Stanley Mortensen) ・41-55にBlackpool在籍。50-51は30goalsで得点王。 ・1953年FAカップ"Matthews Final"のハットトリックで有名。マシューズとは名コンビを形成。 ・代表デビューのポルトガル戦では4ゴールを挙げる。 ・WW2では無線技師として従軍。爆撃機の墜落により頭部を負傷した。 ・代表ウェールズ戦では試合中の相手選手の負傷によりウェールズチームとしてプレー。 ・両足が使え、身長の割にヘッドでも点を取れる。FWだがdeepな位置にもよく行く。 ・クイックネスに優れるという言と、スピードに難があるという言がある。 ・53年の3-6Hungaryが最終キャップになった。
○3-1Argentina:フラワーズpk、チャールトン、グリーブス
伝統的なoutside-leftで出場したチャールトンが活躍。
ヒッチェンズの代わりに代表デビューのピーコックが期待に応えた。
△0-0Bulgaria: ●1-3Brazil:ヒッチェンズ/ガリンシャ2,ババ ガリンシャと1対1を強いられて左WGのチャールトンの助けも得られなかったLSBのRay Wilsonが大変だった。
右サイドのダグラスとアームフィールドは相手左WBニウトン・サントスを苦しめた。
・Robsonが怪我をしたため、ペルー戦でBobby Mooreが代表デビューした。
・CFWのポジションが直前まで決まらず、Bobby Smith、Hitchens、Pointer、Crawford、Peacockの名が挙がっていた。
・ブルガリア戦後にCharltonとHaynesが口論。
・仲良しGreavesとHaynesのコンビが批判されることが多い。
・Alan Peacockはウェールズ戦で2得点。2部ボロ所属で代表capも無かった。
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