独断移籍交渉論
全て独断。定量的な検証実験による裏づけはない。
<独断01:乱数はカーソルを上から動かすか下から動かすかでも変わることがある>
- 移籍について考える前に、まずは乱数について考えてみよう。
- 乱数が変わったかどうかは、
・試合経過・結果の違い
・移籍交渉でのスカウトコメント(交渉成功の予想コメント、移籍金額、2度目交渉予想額)の変化
・イベント発生の有無
などで乱数が変わったかを判断する。
- 逆にいえば、乱数が変わる行為をしなければ、これらは寸分の違いなく全く同じ経過・結果となる。
- 『サカつく04』の乱数制御の特徴としては、
1:ボタンを押すタイミング(時間)は乱数に影響しない
2:特定のボタンの動かし方は乱数に影響する
が挙げられる。
- 上記1点目『ボタンを押すタイミング(時間)は乱数に影響しない』については、EDIT作成時におけるキー入力の早さがEDIT能力に影響を与える可能性が示唆されているものの、その他の場面においては、例えばハーフタイム中断時のキー入力のタイミング、クラブハウスでのキー入力タイミングなどは、いつ決定ボタンを押しても乱数は変わらず、結果は同一となる。
昔のドラクエやロマサガでは、戦闘最後の行動入力のタイミング(Aボタンを押して行動決定するタイミング)が戦闘でのダメージ数値や戦闘終了後の宝の有無に明確な影響を与えたことを考えると、これは当たり前のことではなく明記しておくべき事項だろう。
(後日注:例外的に、選手契約交渉時の予想年俸額はボタンを押すタイミングに左右されると思われる。)
- 上記2点目『特定のボタンの動かし方は乱数に影響する』については、例えば1度練習画面を見に行くだけで乱数が変化することは周知の事実である。
- 以下の行動では乱数が変わりうる。項目によってほぼ100%乱数が変わるものと、滅多に変わらないものとがあるので要注意。また可能性として、乱数が変わったものの偶然全く同一の乱数となり、結果が完全に同一になることも否定しきれない。
1:リセットする(ほぼ乱数は変わる)
2:セーブしてそのままゲームを続ける(これは乱数変わらないんだっけ?)
3:練習場を見に行く(ほぼ乱数は変わる)
4:選手面会する(ほぼ乱数は変わったような…)
5:他のスカウトが違う選手を調査する(これは自分の行動より前のスカウトか後のスカウトかによって違ったっけ?)
6:他のスカウトが調査段階で獲得を断念する(変わること確定。2段階目の交渉の有無、移籍金の交渉金額の違いにより変わるかは調査中)
- さらに特筆すべきこととして、選手一本釣り交渉での選手選択時に
7:カーソルの動かし方(=チーム内の選手リストで、上を押し続けてカーソルを動かし選択するか、下を押し続けてカーソルを動かし選択するか)
によっても、稀に結果が変わることがある!1000人以上の獲得交渉を行ったが、数人でこの現象が再現された。カーソルの動かし方という過程に過ぎないと思われることでも稀に乱数が変わるので、余計なキー入力をしないことが大事である。
- どの時点でのの項目が決定されるかの知識も重要である。
例えば選手の引退については恐らく年始などの相当早期の時点で決定されていて、その後に乱数をいくら変えても結果は変わらない。選手移籍についても、移籍オファーを出した次のターンに何をしても、その結果は変わらないと考えられる(追記:これは間違いだった。上記6のように、同時にオファーを出した他のスカウトの調査依頼を引っ込めることで獲得可否が変わる)。
<独断02:移籍可能性コメントは2系列に分けられる>
- 他の乱数を一定にした状態で、ある特定スカウトが(ここではケンデスとする)、ある特定チームに所属する全員(ここではナントとする)の調査を行うとする。
すると、ナント所属の選手全員が下記Aパターンのどれかの回答をされるか、全員が下記Bパターンのどれかの回答をされるかどちらかとなる。あの選手はAパターン内のコメントなのに別の選手はBパターン内のコメントが返ってくる、ということはチームが同じであれば有り得ない。
(→後日注:稀に特定の選手、チームでコメント系列が異なることがある。OM金子や湘南のE級選手、バジャドリーのSBトーレス・ゴメスやパンプローナ、セビリア、フローニンヘンなど。)
- Aパターン「5割前後」「半分にも満たない」「極端」
(1)「〜〜で、そちらをご覧下さい。
移籍交渉に関しては何とも言えない微妙な手応えです。
成功の見込みは5割前後といったところでしょう。
ご心配なら期限付移籍交渉も考えてみてはいかがですか?
交渉が成功する確率は」
(2)「〜〜で、そちらをご覧下さい。
成功の確率は半分にも満たないでしょう。
期限付移籍交渉に切り替えるというのもひとつの手だとは思います。
いかがいたしますか?」
(3)「〜〜で、そちらをご覧下さい。
●さんには申し訳ありませんが、
移籍交渉に関しては自信が持てません。
交渉がうまくまとまる可能性は極端に低
いと思われます。
この際、期限付移籍交渉に切り替えてみ
てはいかがでしょう?今年いっぱいのみ〜
- Bパターン「半々」「50%に満たない」「極めて」
(1)「詳しくはレポートにまとめてありますので、そちらをご覧下さい。
交渉が成立する確率は半々といったところでしょう。
ご心配なら期限付移籍交渉も考えて〜」
(2)「〜〜で、そちらをご覧下さい。
引き続き、相手クラブとの交渉を続行してもよろしいでしょうか?
少々難しい交渉になりそうで、成功する確率は50%に満たないと思われます。
ご心配なら期限付移籍交渉も考えて〜」
(3)「〜〜で、そちらをご覧下さい。
非常に難しい交渉になると思われ、成功の可能性は極めて低いと言えるでしょう。
期限付移籍交渉に切り替えるというのもひとつの手だと思います。」
- 一般的な感覚では「極めて低い」は「極端に低い」よりも可能性が若干高いように思われるが、ひょっとすると本ゲーム内での「極めて低い」と「極端に低い」の移籍確率は同一であり、言葉のバリエーションをつけただけという可能性も浮上してきた。
もっともこの検証のためには、しっかりと統計的な調査を行う必要があるだろう。
- AパターンかBパターンかはチームによって変わる。実はこのコメントパターンと他のスカウトの移籍金予想の額を組み合わせることで、特定チーム所属選手を全員芋づる式に獲得できるか否かを判断することができる(後述)。
<独断03:移籍可能性コメントのチーム内での相対性は保たれる>
- 本日(2015年1月28日)、パラナとフロリアノポリス所属の選手のうち、1年目1月2月に門前払いされて交渉不可となる選手を除いた全選手の連携と性格を確認できた。
- 調査がパラナに入ってからは、パラナ以前の乱数、すなわちCAポルトアレグレ、ベロオリゾンテSC、ゴイアスと3チーム連続で移籍交渉一発成功できた乱数が通じず、新しい乱数を見つけるのに少々時間がかかった。
- 結局、ある条件下において
・スカウト1人目はディグラスと交渉
・スカウト2人目はパウリシウスと交渉
・本命のケンデスでパラナ所属のブラジル人選手と交渉
という順で3人とも完全移籍交渉をすると、最後のブラジル人選手と一発合意できる乱数を発見。この新乱数はパラナの次チームであるフロリアノポリスでも適用できた。このままその次のコリチーバも続け、と調査を続けたが、コリチーバには残念ながら通用せず。少しあがいてFCサルバドルの「極端」コメの選手にも通用すると分かったが、どうやら「極めて」の選手には通用しない乱数らしい。また新しい乱数を探さなければならない。
- 同一乱数で同じチームの選手を調査していると、選手によって獲得しやすさ(スカウトのコメント)が異なる設定になっていることが分かる。ケンデスで南米チーム所属選手と交渉したときのコメントを極めて単純化して印象を記すと、
- (1)チームの核となるB級選手の場合(超高齢にはなっていないものとする)
スカウトコメント上は、チームの中でも獲得しにくい。ケンデスのコメントはAパターン『極端』かBパターン『極めて』
- (2)チームの平均的戦力であるC級選手の場合(超高齢にはなっていないものとする)
スカウトコメント上での、チームの中での獲得しやすさは普通。ケンデスのコメントはAパターン『半分にも満たない』かBパターン『50%に満たない』
- (3)チームの中でも弱いD級・E級選手や、B級やC級でも超高齢となった選手の場合
スカウトコメント上は、チームの中でも獲得しやすい。ケンデスのコメントはAパターン『5割前後』かBパターン『半々』。場合によっては、さらにこの上の『特に問題なく』といったコメントも得られる。
- 「同一乱数で調査」というのがポイントで、乱数が違うと「極めて」の選手が「極端」になったりするので注意。しかし乱数を変えても、獲得しやすさのチーム内での相対的な傾向は保存されるように思う。
- このことを証明するには、乱数を一定にしたままで同一チームの選手調査を繰りかえし、
乱数1(Aパターン) 乱数2 乱数3
選手A(獲得しやすい) 極めて 半分以下 特に問題なく
選手B(普通の選手 ) 極端 極めて 半分以下
選手C(獲得しにくい) 極端 極端 極めて
といったことを明らかにすれば良いだろう。しかし、この「相対性の維持」は私にとっては自明なので、敢えて自分で調査する気にはなれない。
- 上記の「乱数3」あたりの、乱数の中でも獲得しやすい一定乱数でその地域の全選手を調査すれば、かなり面白い「獲得確率比較表」が出来ると思われる。ケンデスで南米、ザリューでアフリカを調査など、時間がある人にはぜひ調査して公表してもらいたい。
- さて、興味深いのは、「特に問題なく」だからといって、必ずしも獲得しやすいわけではないということ。現に、今日使用した乱数ではパラナの選手と軒並み契約成功したが、チームで唯一「特に問題なく」コメントの出た34歳FWマウリーニョとだけは契約が成功しなかった。他の「極めて」「半分以下」の選手だと同一乱数で契約成立したのに…。同様のことは、他の乱数&他のチームでも経験済である。
<独断04:移籍可能性コメントは思ったよりアテにならない>
<独断05:レンタル移籍は本当に確率が高くなっているのか?>
- 完全移籍が特定チームの全選手に通じる条件で、移籍オファーをレンタル移籍に変えてみる。すると、私の経験では(乱数パターンは10パターン以上程度だが)全て移籍交渉は失敗した。即ち、乱数で『完全移籍成功→R移籍も成功』は全く成り立たない。
- 逆にR移籍で通じる乱数で、移籍オファーを完全移籍交渉に変えてみる。この場合も、成功しない。即ち、乱数で『R移籍成功→完全移籍も成功』は全く成り立たない。
- 視点を変えて、完全移籍交渉が失敗した同一条件・乱数でR移籍交渉してみる。すると、案外R移籍交渉が成功する。
- 同様に、R移籍交渉が失敗した同一条件・乱数で完全移籍交渉してみる。意外かもしれないが、この場合でも案外完全移籍交渉が成功する。
- このことから、同一乱数においては「完全移籍交渉の可否」と「R移籍交渉の可否」は独立した事象であるように思われる。
- 加えるに、同一ターンで他のスカウトが出した移籍オファーが完全移籍交渉だったか、R移籍交渉だったかによっても、移籍交渉の可否は変化する。
- 上記の事実を利用して、選手の連携+性格調査が早く進めることができる。
- 独断05の表題については、乱数を逐一変えて地道に統計的に調査するしかないが、少なくとも私の実感としては、R移籍で如実に確率が上がるということはないように思う。
<独断06:スカウトの得意ポジションは無視できるレベル。得意地域と交渉能力を重視しよう>
- 例えばザリューであればデータ上の得意ポジションはDFとGK、ケンデスであれば中盤だが、自信を持ってはっきり言おう。得意ポジションの影響は無視できるほど小さい。もしくは無い。
- では何が重要かと言えば、体感では得意地域、そしてスカウトの交渉能力である。
<独断07:二度目の交渉額の条件を考える>
- 二度目の交渉の成否については、以下の3パターンが認められる。
- どれだけ額を上げても契約がまとまらない
- 一定額以上〜一定額以下だけで契約がまとまる
- 一定額以上ならばどの額でも契約がまとまる
- 上記パターン1にハマった場合は、同一チームのどの選手についても該当する場合が殆ど。早々に乱数を変えるが吉。
- 興味深いのが上記パターン2であり、これは移籍金を上げすぎるとダメなパターン。多ければ良いというわけではなく、意外にこのパターンのことが多い。
- パターン2の上限と下限の額が予想金額の何倍にセットされるかは乱数によるが、ざっくりした印象では3倍なら成功、5倍なら多すぎで失敗というケースが多いように感じる。
- 1年目の2月にスカウト:メムォレオで同一乱数のもとリスボンFC全員を調査したケースを報告してみる。この乱数の下では殆どの選手と一発契約可能だが、5人だけ一発契約できない選手がいた。そのうちのCBエルデルについて、2回目の交渉額と契約の成否を下に挙げる。
- ×11000:スカウト予想額A
- ×22000
- ×22500
- ×22600:最高決裂額B(A×2.05)
- ○22700:最低了承額C(A×2.06)
- ○23000
- ○23500
- ○25000
- ○31000
- ○36000
- ○38000:最高了承額D(A×3.45)
- ×38100:最低決裂額E
- ×38300
- ×39500
- ×41000
- ×63900:資金最高額F
- 同様に、一発契約できなかったOMジョアン・ペレイラを同一乱数で調査してみる。
- ×17000:スカウト予想額A
- ×34000
- ×34700
- ×34900:最高決裂額B(A×2.05)
- ○35000:最低了承額C(A×2.06)←下限額が、予想額の2.06倍なのはエルデルのケースと全く同一!
- ○35300
- ○37000
- ○47000
- ○58600(A×3.45)←エルデルのケースではこの辺りに上限額が設定されていた
- ○58800
- ○63900:資金最高額
- 同様に、一発契約できなかったOMD.アレックスを前2例と同一乱数で調査。
- ×18600:スカウト予想額A
- ×37000
- ×38000:最高決裂額B(A×2.04)
- ○38100:最低了承額C(A×2.05)
- ○48600
- ○63900:資金最高額
- この事例では、同一チーム&同一乱数でもパターン2の選手とパターン3の選手が混在していた。そんな中でも、最低了承額の割合(×2.05前後)は保たれていた。
- 別事例。対象:CBルイペルスをメムゥレオで獲得交渉。
- 6000:スカウト予想額A
- ×8000
- ×8100:最高決裂額B(A×1.35)
- ○8200:最低了承額C(A×1.37)
- ○8300
- ○8500
- ○9000
- ○10000
- ○16000
- ○20000
- ○23000
- ○24000
- ○25000
- ○25500:最高了承額D(A×4.25)
- ×25600
- ×25700
- ×26000
- ×36000
- ×46000
- 別事例。対象:FW御給 匠を獲得交渉。
- 4300:スカウト予想額A
- ×7000:最高決裂額B(A×1.63)
- ○7100:最低了承額C(A×1.65)
- ○12200:最高了承額D(A×2.84)
- ×12300
- 以上、まだまだ検証が必要であるが、
・再交渉は2.5倍で行うのが良く、多額すぎると逆効果の場合も多い
・再交渉は1.4倍ほどでも成功することがあるので、諦めないことも大事
と言えるだろう。
<独断08:移籍金額の値切りは数%であれば100%可能?>
<独断09:合意年棒額は交渉回数によってどんどん吊り上る!>
- 乱数によって色々なパターンがあり、
・どんどん吊り上る乱数のとき
・あまり吊り上らない乱数のとき
・年俸ではなく、ある交渉回では契約年数がネックとなるとき
等がある。
- 具体例として、ある乱数でDMモルフークの一本釣りを移籍金20000でクラブ間合意した際の合意年俸額を見てみよう。
- 1度目の交渉では、1年契約4000万円で『×年数〜』、1年契約4100万円以上で合意となる。
- 1度目交渉が4000万円で次の交渉になった場合、2度目以降の交渉では契約年数重視モードとなってしまい、2度目でも3度目でも4億積んでも単年契約では交渉が決裂してしまう。
- 別の例も見てみよう。●
<独断10:具体的な私の交渉方法とは>
- 条件を一定(←日にちと他スカウトの行動等を一定)にしたまま、ひたすら選手獲得を狙ってみる。すると以下の現象が確認されることだろう。
- A:何割かのチームでは、チーム全員と契約成立しない
- B:何割かのチームでは、チーム数人だけと契約成立する
B-1:獲得確率の高い選手数人だけと契約成立するパターン
B-2:獲得確率の低い選手数人だけと契約成立するパターン
- C:何割かのチームでは、チーム数人を除いた全員と契約成立する
C-1:獲得確率の高い選手数人だけとは契約成立しないパターン
C-2:獲得確率の低い選手数人だけとは契約成立しないパターン
- D:何割かのチームでは、チーム全員と契約成立する
- 意外なことに、B-1やC-2のような例も多々経験する。
- このように、契約できるかできないかは、ある程度ブロックごとに決まっている。即ち、適当に調べて1人の選手と契約できるパターンが分かれば、他の2人のスカウトに契約できたときと全く同じ行動を取らせることにより、契約できた選手と同じチームに所属する選手殆ど(もしくは全員)と契約できることが多いのである。
- 他のスカウト2人の行動を固定して、この2人の移籍交渉コメントがどうだったか(=移籍可能性コメントが『極めて』系列か『極端』系列化かと、どの額の移籍金予想額が返ってくるか)を組み合わせて考えることも重要。
- 例えば、ケンデスにキキーニョを調べさせて『半分にも』×12300、●に○を調べさせて『』×となる同じターンに、スレイマグルがモスクワ全選手と『50%に』『極めて』系列のコメントを受けて全選手と契約成立したとしよう。この場合、ケンデスに同じくキキーニョを調べさせたまま、チーム1つ上のザグレブやブラチスラバを調べさせてみる。
- ここで、もし
- 別の具体例を挙げよう。私はセリエAのチームの過半数を以下のパターンを使用して調査した。
1:キム・ジョンオにドーラントを調べさせる
2:土岐にマッケンを調べさせて交渉させずに終了するか、レンタル移籍交渉をさせる
3:メムォレオにセリエAのチームの選手の完全交渉をさせる
- 結果としては、
・type1:ローマ、ラツィオ、ボローニャ、ペルージャ:土岐『極端』メム『極めて』パターン。土岐が調査取り下げでメム交渉成立
・type2:パルマ、ASミラノ:土岐『極めて』メム『極端』パターン。土岐がレンタル移籍交渉するとメム交渉成立
・type3:
- さらに重要なこととして、上のタイプが次の交渉にも役立つということである。type1でもローマで3人(うち2人は移籍金が高すぎで)交渉成立せず、ボローニャとペルージャは各2人ずつ交渉成立しなかったが、この7人は別の同一乱数で全員と一発契約が可能であった。
- また、
<独断11:18歳か、19歳かが大きな問題だ>
- 18歳と19歳では、獲得時の能力が大きく異なっている。逆に、19歳と20歳、19歳と21歳の間ではそれほど大きな能力差はない。
- このため、できるだけ早く即戦力にしたい場合、獲得対象が19歳であっても、若すぎると懸念をせずに獲得すれば良い。
- 特に早熟であれば、19歳は立派な戦力になる。(←要、成長型による獲得時の能力差調査)
- 試しに12月21日前後に、18歳の選手の獲得調査を出してみて欲しい。スカウトからの1回目の調査報告のとき(年内で18歳)と、2回目の調査報告のときでは(年明けで19歳)、選手の能力が大きく異なることに驚かされることだろう。
- 移籍金は30過ぎになると安価になることが知られているが、18歳の場合も19歳、20歳などと比べると若干安くなっているように感じる。(←要、統計学的調査だが。)
<独断12:『人数不足』は複雑だ>
- 下の画像は、3年目の2月中旬にティジオウゾウFC所属のCBルナール(18)とCBザオウイ(18)について、同時に2人のスカウトに獲得調査を行わせたものである。まったく同時に調査しているにもかかわらず、CBルナールは人数不足で断られているのに対し、CBザオウイは交渉可能となっている。


- かと思えば、軒並み交渉可能で獲得できる場合もある。私の経験であるが、1年目2月にサウジアラビアのクラブチーム所属のGK調査をした際、3人所属のところをまず1人獲得し、その1or2週後に残り2人を獲得成功し(←人数不足にならなかった!)、結果として同一月にGK3人全員を獲得した経験がある。
このとき3月になって所属選手を確認したところ、獲得元のサウジチームにはGKデアイエが補充されていた。1年目に架空A級選手が中東チームに補充されるという珍しいケースになった(通常であれば1年目や2年目の中東の選手補充は、アジアやアメリカ、キプロスのB〜D級選手が使われる)。
- このように、『人数不足』の判断基準は複雑。今後も要調査の項目だ。
- (追記)2年目夏、サントスにFWがロビーニョ1人しかいないにもかかわらず、移籍交渉可能&成立。
<独断13:移籍金額、移籍予想額の相対的関係は保たれる>
- ある乱数1を使用し、同一条件下(ここではスカウト:メムォレオで時期は1年目2月第3週とする)でFCリスボンの選手全員と契約交渉をしてみる。すると、CBリカルド・ローシャとOMジェオバンニは2度目の移籍金予想額がともに33500というコメントが返ってきて、結果的に契約はまとまらなかった。
- 違う乱数2を使用し、再びメムォレオで1年目2月第3週に調査してみる。すると、2人ともに移籍金40300という同額で一発契約可能だった。
- この条件でさまざまな乱数を使用しても、2人は同じ移籍金額/移籍予想額となる。
- これはこの2人の場合に限ったことではない。
- ただし、当然ながら2人の年齢が変わると移籍金額は2人で異なる額になる。
- 参考までに、下に乱数を変えてグアダラハラの選手2人を獲得調査した際の移籍金額/移籍金予想額を示す。表の最下段B/Aの値が、ほぼ一定であることに注目して欲しい。
乱数パターン
| 乱数1
| 乱数2
| 乱数3
|
A=SBゴンザレーロ
| ○35200+8200
| ×33600
| ×32200
|
B=FWジャルシア
| ○39500+9600+ボーナス。
| ×37700
| ×36000
|
B/A
| 1.122
| 1.122
| 1.118
|
- もう1例を参考までに提示する。選手は全員ボアビスタに所属している。
選手名
| A=乱数1
| B=乱数2
| A-B
|
ビベロス
| ○41400
| ×35700
| 5700
|
ファリ
| ○39900
| ×34500
| 5400
|
ウーゴ・フェレイラ
| ○38600
| ×33400
| 5200
|
アリ
| ○34600
| ×29800
| 4800
|
フレシャウト
| ○29300
| ×25100
| 4200
|
<独断15:固有スカウトは必要ないことも多い>
- かなり驚きではあるが、乱数系統さえ合っていれば、固有スカウトではなくても契約は成立する場合が多々ある。
- 私の経験談を記す。FCベロオリゾンテのA級選手全員に通用する乱数で、固有スカウト持ちのリバウドとアレックスに調査依頼を出してみる。すると『特定スカウト』のコメントが返ってくるが、何の問題もなく契約が成立した。使用スカウトは児島豊(日本が得意な年俸1億以下の変哲のない中堅スカウト)であった。
- では、具体的に頻度に関する統計を取ってみよう。あるチームの固有スカウト持ち選手以外に通用する乱数で、固有選手を調査して一発契約できるかどうかを調査する。なお、おのおのの試行で用いる乱数は別々のもの。使用スカウトは中堅程度のスカウトである。
・試行1:FCベロオリゾンテ:OMアレックス、FWリバウドともに○
・試行2:マンU:全員×
・試行3:サントス:OMジエゴは×、FWロビーニョは○
・試行4:マンC:DMボスフェルト○、他の交渉は金欠だったし忘れた
・試行5:ロンドン:FWウィルトール○、DMジウベルト・シルバ○、CBキャンベル○
・試行6:エジムンド×
・試行7:アヤックス&PSV:全員×
・試行8:チェルシー:プティ○
・試行9:バイエルン:サリハミジッチ×
<状況報告01:2年目年初の新人競合入札の結果>
- 当サイトの企画『2年目の新人自由獲得リストの傾向調査』で乱数を変えて50回、新人自由獲得リストの傾向を調査した。
- その際に各乱数で調査したのだが、1度目の入札ではどのスカウトを用いても(スカウトの能力はみなケンデス程度)、2億出せば必ず契約がまとまった(nは何と50以上!)。一方で、2度目の入札では獲得できないことが多く、逆に4度目ではほぼ獲得可能だった。
- 新人競合入札の契約金額、指向(プロ指向、J1指向、J2指向、社会指向、海外指向)などが契約に及ぼす影響、出身地域が契約に及ぼす影響などは今後要調査。
<状況報告02:1年目年初の全数調査での対抗補強の傾向>
- 少なくとも1年目序盤の調査に限ると、
・B級以上の選手では大抵は対抗補強があるが、絶対ではない(ただしレンタル移籍の場合は対抗補強なし)
・C級以下の選手では必ず対抗補強がない
- 例えばSBペトルッツィはB級ながらも既に33歳で衰え激しく、「一般レベル」の実力しかないものの、それでも対抗補強は行われる。
- 対抗補強で出てくる選手については詳細な統計を取っていなかったが、印象で頻度の高い3人を頻度順に挙げると
・GK加藤良樹=>SB岡本俊二郎>>GK乾一志
この3人で9割以上を占めていた。
- この3人からだいぶ頻度は落ちるが、次いで多いのがSB木田博実、GK左木崎敏郎。
- SBミゲルでSM沼田、SBコルテスでSM廣山 望、SMルシアン・マリネスクでSM岡本、FWのR.オリベイラでSB打田、GKカークランドでSB竹原、B.ディアッラでSB弘瀬、サノウでSM栗田、S.ブランコでGK加藤一、FWボイノフでGK沖智裕、SBブルーノ・メンデスでSB中山駿次が対抗補強のこともあった。
- 以上は全員が(確か)B級選手だが、ごく稀にA級選手が対抗補強される。
・CB井畠正輝(←F.リマ)
・SB高野修作(←グランドーニ、エドガル)
- 同じタイミングで同じ選手を違う乱数で獲得した場合に、補強選手が変わるかどうかは暇があれば調査する。
<状況報告03:1年目年初の全数調査で『興味なし』と言われる選手データ>
- 前提として、『人数不足』かどうかの判断が先にされるため、ここでは『人数不足』となる選手を除いて考える。
- 海外選手の場合、原則的に以下のことが言える。
・B級以下の選手とは交渉可能
・A級以上の選手とは交渉不可能、『興味なし』
- 以上の原則のもと、3つの例外がある。
・例外1:チームの選手リスト最上位にいるGK1人については、格に関係なく『興味なし』と断られることが多々ある
・例外2:例外1の選手を除いた上でも、B級選手で稀に『興味なし』の選手が存在する
・例外3:稀にA級選手でも交渉可能な選手が存在する
- 例外1には以下の選手が該当する。
- 例外2には以下の選手が該当する。
- プレミア:DMサイモン・デービス(トットナム)
- ブンデス:FWベルバトフ(レバークーゼン)、OMシマク(ハノーバー)
- セリエ:OMバンヌッキ(エンポリ)、DMミラネット(モデナ)、、、
- リーガ:OMジャウミーニャ(ラコルーニャ)、
- ポルトガル:FWマッカーシー、OMアレニチェフ(ポルト)
- 例外3には以下の選手が該当する。
-
- ブンデス:SM邵 佳一(ブリューンワルト)、OMハミト・アルティントップ(ゲルゼンキルヘン)、
- セリエ:DMマレスカ(ピエモンテ)、FWのW.ダルマ(レッチェ)
- ブラジル:SBアンデルソン・リマ(SCサンカエターノ)
- ポルトガル:FWマシエル(ポルト)、OMカルロス・マルティン(CAリスボン)、CBF.カルドーゾ(SCフンシャル)
- 東欧:FWヴミッチ(ベオグラード)、P.ジョルナダビッチ(ベオグラード)
<状況報告04:ほぼ全勝の2年目6月でも『興味なし』と言われる選手の一部データ、全員を網羅はしていない>
- プレミア:ファン・ニステルローイ、ギグス、ロイ・キーン、リオ・ファーディナンド(以上マンU)、GKジェームズ(マンC)、
- ブンデス:GKショーバー(ロシュトク、C級なのに…)、
- セリエ:FWデル・ピエロ、FWトレゼゲ、SBテュラム(ユーベ)、OMルイ・コスタ(ミラン)、OMレコバ(インテル)、
- ブラジル:W.ロナウド(CAベレム)
- ポルトガル:GKモレイラ(リスボンFC)、GKネルソン(フンシャルFC)、GKカンディアス(ACヴィラデコンデ)、GKカリド・フォウハミ(コインブラFC)