2000年発売の曲


追加:2000年11月22日、ほぼ全てを書き直し。
追加:2001年01月26日、Like Uncolored Velvet /抱きしめて! を追加。
一応、メジャーで発売される邦楽新譜シングルの95%はアニソン含めてチェックできたと思う。これもNACK5「Japanese Dream」、TBS深夜「ride on music」、文化放送「ドリカン」といった素晴らしい音楽番組のお陰だ。
1月発売の曲
Do As Infinity / Oasis
重く迫るDo As Infinityの3rd。この曲調は本来私の苦手なタイプなのに、この曲ではそれがいいかんじ。冬ハマリの曲調。なんか、すごい。作曲のD.A.Iさんには浜崎あゆみさんもいいけど、こっちの活動を優先してもらいたい・・・。


wOne / 5m四方の世界
アーティスト読み「ワン」のデビューシングル。ゆったり冬に沁みる温かな歌声、でも詞の内容は2人だけの世界(5m四方の世界)を飛び出して、夢に生きるというシリアスなお話。フォーク的な歌詞が気になって、思わず歌詞おこしをしてしまった。曲が分かりやすい物語してる。


!!Hysteric Blue / 直感パラダイス
アップテンポでイケイケの曲。スカッとする。正直言うと、ロック色の少ない部分はジュディマリより好き。
「♪ハレンチな姿に、なれたらそこお〜はパラダイスゥ〜」
↑この歌詞好き。


!!川本真琴 / 微熱
和風キャッチーメロが真琴嬢の愛らしい声と一緒に、サクサクとテンポ良く流れていく。しかし「真琴嬢」なんて書いてしまったが、川本さんは1974年生まれの26歳だぞ?私も含めて、みんな騙されてないか?(自嘲)「♪ラタタタタ・・・・・・」


CCiORI / Will you...
iORI嬢の3rdS。重苦しいA面「You get nothing」とはうって変わって、すっきり&あっさりした少女ポップ。ただし2回目サビ後のモノローグには個人的に違和感を覚えた。


CCSwinging Popsicle / あるべきかたち
2ndアルバム「Fennec!」より。穏やかでしんみりしてくる。


AACyber Nation Network / カラフル
「サイバーネイションネットワーク」の新作ポップ、5th。これまではサイバーポップ(彼ら曰く)をA面にもってきてたけど、今作は割と普通のポップかも。ロリコンアニメ系女性ボーカルがとにかく素晴らしい。いわゆるアニメ系の曲なのに、アニソン系メディアでも充分な宣伝がされてないのが口惜しい。


CCCyber Nation Network / curtis creek
上のカップリングだが特別にこれも。耳元で囁かれるような「♪みっしゅ〜〜」が印象的なキュートなバラード。メロディーラインに非常に惹かれる。音がきれい。CD音源+イヤホンだと音の左右間の流れが一層引き立つと思う。



2月発売の曲
!!Dutch Training / Stay
耳心地の良いハイトーンのボーカルにメロディ。


!!坂本美雨 / I'll believe the look in your eyes
透明感のあるポップな曲。「メリハリの効いた美しく清らかなポップス」というのは良いもんだなぁ。三聴目あたりから急に良さを実感できた(一聴目ではそれほど印象に残らなかった)。
作詞は大貫妙子さん、作曲は川村結花さん。職人っす。


!!Laguna / Birth
「ラグーナ」さん1年ぶりリリースのシングル。声を含めた音のフワフワ柔らかい雰囲気が何とも心地好い。私は詞をほとんど聴いてないので、詞が聴こえないのは全く気にならない。軽い萌え声&サウンドも、深夜テレ東タイアップのみで至極残念。
「萌え」と書いたけど、生命が萌え生ずるという意味でも「萌え」な曲だと思う。


大森玲子 / 夢のマント
アニメ「ニャニがニャンだ!ニャンダーかめん」OP。「アイドルは適度に下手でなければならない」という要件を満たしたアイドルソング。衒いなく「♪ニャン ナ ウェイ!」やら「♪ダメニャンダー」言ってるのを聴いて爆死。アイドルはこうでなくっちゃ。


Fleming Pie / Alone Again
ちょいかわいらしいお声にバンドサウンド、ウキウキ楽しい陽性ポップ。西海岸のアメリカ〜ンな感じがする。どんな感じだ。
「♪幸せのしっぽが角を曲がるのが見えたら」「♪クジラの背中で昼寝してたあの頃」
なーんてメルヘン詞もEかんじ。甘くハモる「♪アローン、アゲーン」



3月発売の曲
!!ノーナ・リーヴス / LOVE TOGETHER
男性ボーカルのバンドorユニットの中では、管理人一押しのノーナリーブス。ノリが良く軽快。もとより声は好みだし、女性コーラスを使った編曲、親しみやすいメロディーなど好みのド真ん中。PVを見ていると「TOGETHER」が「TO GET HER」へ。なるほど。


Kinki Kids / 好きになってく 愛してく
サビ前半部の瑞々しいメロディーが凄く好き。それ以外はどうでもいいけど、この部分だけでメシ三杯はイケる。この曲の作曲を手がけたのは堂本光一クンらしい。おそるべし。


ポルノグラフィティー / ラビューラビュー
アルバム「ロマンチスト・エゴイスト」の中で、特に気になった。


!!Little Viking / WHERE IS MY HEAVEN
インディーズでのアルバム1曲目。GITANEではボーカルに徹していた森岡さんだけど、こんな作曲も出来るなんて!ロックしてたGITANEとは対照的に、Little Vikingではガールポップしていて聴きやすい。
森岡純さんが1年で150曲ほど作った曲の中で、「こんなにいい曲を作っちゃったぁ〜」と思った曲らしい。


!!倉木麻衣 / Stay by my side
次の作品となる「Secret of my heart」にやや似てるかもしれない。でも音楽的には宇多田さんに似ているとは思えない。曲調が違うのでは?ウタダさんより日本に馴染むポップな感じが好き。
Aメロで見せる新鮮さ、瑞々しさ、気持ち良さ。サビより好きかも。
「サ♪いつだって 少しの涙があ〜れ〜ば〜♪」
全編を通して、サラリとした温かみを感じる。


!!GARNET CROW / Mysterious Eyes
GIZAが送るガーネットクロウのデビューシングル。メリハリの効いたポップス。テンポが良くって、同時発売の曲よりシングル向け。アニメパワーで結構売れたような。


櫛引彩香 / Flavor Magic
3rdS「空」のカップリング。奇作三拍子の「空」よりもポップで気に入っていた。ファーストアルバム「mush☆room」に収録されていないのが残念。


つじあやの / 恋のいいわけ
つじあやのさん2ndアルバム「春は遠き夢の果てに」収録。インディーズで出したアルバムにも入っていた気がする。ほんのりポワポワした感じ。


AA鈴木朋 / 小さな花
ほんにょり(笑)した声+優しく温かみのある曲調でジワっとくる。
「ポポロクロイス物語 II」 サウンドトラック、および本人のアルバム「手のなるほうへ」に収録。


4月発売の曲
ハートバザール / 北風と太陽
曲中、突然の変化で雄々しくなる。ハートバザールのコンセプトである「ねじれきれい」を実感できた。
「のんびり→激しくググッとくる→サビA:きれい→サビB:激しい、盛り上がる!」×2+α。
「♪夜の〜星空の中〜 テグジュペリみたい 王子様〜 見つけられたらいいけど」
「♪やっぱり〜 それもダメだし〜 結局ボクはムダな日々繰り返してばかり」
「♪負けることを 恥ずかしいと思ってばかりで〜」
詞がまたイイ所を突いてくる。このボーカルさんの詞と声質には、訴えかけるものがあると思う。


!!wyolica / さあいこう
こんなに幼い声を出す人だったっけ。これまでの彼女の作品中で最高にキュート。


!!上田まり / 待ちわびた休日
落ち着いた上田まりソング。なんかこう、晴れやかとでも言うか。


!!椎名法子 / ドレミファソラシド
アニメ的な明るいアイドルガールポップ。「椅子」よりずっと好き。
「♪ドレミファソラシド♪」


倉木麻衣 / Secret of my heart
倉木麻衣さん、リリースラッシュの3rdS。「Stay by my side」と似た、穏やかで温かみのある曲調。


AAやまとなでしこ / もうひとりの私
日本に生まれて良かった。ベタベタで素晴らしいアニソン。
ああ、カンペキに仕掛人の手の上で踊ってるよ。でもいいや、いい曲だもの
「ス♪人混みの中 迷子になりたかった〜」
「サ♪真夏のように 眩しい光だった〜」
「サ♪いじわるさえも するもう一人の私〜」
単なる甘い声優企画モノに終わってないと思う。クラッとちょい眩惑的な所があるような。


堀江由衣 / 毎日がお天気
堀江さんの明るい声が魅力の、アニメ「ラブひな」イメージテーマ。
「♪ぐんぐん進んで行くよ〜」


AA松澤由美 / 明日の笑顔のために
アップテンポで元気にポップしてるナンバー、サウンドは華やか。
「♪昨日の涙は、きっと無駄じゃないっ!」
アニメ「ゲートキーパーズ」主題歌。


AA横山智佐(真宮寺さくら)+帝國歌劇団 / ゲキテイ-檄!帝国華撃団-
1回聴いたらすぐ覚えることのできる華やいだ曲。古き良きアニソンとでも言おうか。
「♪走れ〜、光速の〜、帝国華撃団ンン〜
 ♪唸れ〜、衝撃の〜、帝国華撃団ンンンンンン〜」
アーティストは「歌劇団」、曲名と歌詞では「華撃団」。
しかしこの月、アニソンばっかだな。


5月発売の曲
!!GARNET CROW / 二人のロケット
Mysterious Eyes路線の曲。サビのハジケ具合いは素晴らしいんだけど、2度目のサビの歌い方がちょっと変かも。今回は強力タイアップが無く、曲自体は凄く良かったのに売れなかった。くそう。


!!the Indigo / BLUE
デビューシングル。いかにも正統派ガールポップというかんじで、とにかく聴きやすい。女Voの方が好きなのはバートバカラックやジョニ・ミッチェルらしく、何だか頷けるサウンド。シンプルな良さを感じる。カップリング曲は愛らしい。


BAJI-R / 白い月のタンバリン
のんびりぼわーーっとして、心が解放され落ちつくかんじ。「♪頭良い方じゃないね」「♪同類なんだ」って詞が妙に耳に残る。「♪ディンダン、ディンダン、」
1年ぶり、実に久々のリリース。良かった、本当に。
作曲は・・・オオ中沢晶さんだ!歌詞カード見たら「♪ディンダン、ディンダン、」だと思っていた部分が「♪di da di da」でビックリ。


!!ЯKS / missing
Say a little prayer終了後のЯK新プロジェクト。この後、ЯKSのボーカルはKOKIAさんに代わって随分評判がいいようだけど、このRisaさんの甘いボーカルだって私にとっちゃ充分魅力的。


三佳千夏 / あなたのシャツとLove Song
声にしろメロにしろ、典型的王道古風ガールポップという印象。全編に漂う、少女系の甘さが感触良し。アイドル風と言えなくもないけど、歌っているのはアイドルじゃないんだよなぁ。その辺が難しい所か。


こだまさおり / 爪先の砂
音の響く澄んだサウンドに、こだまさおりさんのちょいクセのあるやや甘い声。


Spark / Light Up The Future!
前作の2nd「My Wonderful Days...」ではB級ヘナチョコ路線と思われたSparkの3rd。暗いところからの情熱的な盛り上がり、迫力・雰囲気のあるハモリ、ほんのり漂う甘さなど、初めて聴いたときから魅力的だと思えた。日向大介ブラボー。Sparkには、あまりケバくならないで欲しい。


4D-JAM / B ORIGINAL
「フォーディージャム」の5th。路線としては4thの「Wonderin' Hands」と同じクラブ系。いつものことながら「ふるかわ魔法(ふるかわまほ)」さんのVOはカッコイイ。他人に「好きなアーティストは?」と聞かれた場合は「佐々木ゆう子」や「丹下桜」などとは口がさけても言わず、とりあえず「4D-JAM」と言うことにしているヘボな私。


AA松本梨香 / ガーベラ
ポケモン主題歌をガナって歌っている印象しかなかったので、意外だった。落ち着いて聴ける曲で、彼女のしっとりと歌う声がこんなに心地よいとは思わなかった。今後もこの路線の曲をもっと出してくれることを切に願う。でも同時期に発売された、他の人が歌ってるポケモンの早口言葉ソングの方がずっと売れてて皮肉なものだ。ちくしょう。ポケモンなら何でもいいのか、小学生よ!(いいんだろう、ウン。)
「♪例えば〜こんな時間の中で〜」
作曲はrua「ナチュラル」を作ったchihiroさん。


6月発売の曲
beret / ここに居る理由
3rd。今まで通りの、感じのいいメロディーと声。シリアスな歌詞がどうも残る。
「♪あの頃〜 ボクたちは生きて〜いて〜 一番幸せだったんだよ〜
  なんてことを口にするような〜大人に〜は〜 ならな〜い〜」
ヘンテコな詞だなあ、と思っていたら
「♪だけど〜」
と続いてく。



!!美結 / 宝箱の中の老人
シンガーソングライター「みゆい」さんのデビューシングル。
不思議な物語のような曲世界にひきこまれる。この独特な詞がごく一部で評価され盛り上がっているのだが、私は彼女の声(これ私ん中で一番大事)も、メリハリあるポップなメロディー(これ私ん中で二番目に大事)もイケてると思う。
「♪それは昔のお話〜」


!!葛谷葉子 / サイドシート
ポップ寄りになった葛谷さん。テンポが速くなっても、どこか落ち着いてしっとりした声は変わってない。これ系の曲では珍しく、J-WAVEでもプッシュされていた。


!!Fleming Pie / SO RA SO
フレミングパイの2ndシングル。


奥田美和子 / tsu-ki
大江千里プロデュースの女性シンガー、セカンドシングル。澄んだ声の女性だね。「♪永遠が〜一秒になる〜♪」


栗林みえ / いい子になろう!
バラドル?の6thS。明るく前向きなポップで、メロディーラインはかなりキャッチー。



7月発売の曲
キリンジ / 君の胸に抱かれたい
曲調が好み。いつも通り耳当たりの良いキリンジの新曲。
「♪逃げ去〜る、恋をつかま〜えた、君をこの腕で包みた〜いんだ」


!!hiro:n / Blood Type AB-Lover
「ヒロン」さんのデビューシングル。これまで「ヒローン」だと思っていたぞ。
かわいらしい声と親しみやすいメロ(これってベタってことか?)。サビの収まりがいいかんじ。サビでは「AB」って言ってるんすね。てっきり「エブリ」って言ってると思った。血液型に関しちゃ空気中のチリ程度の興味しかないので詞は?だけど、もとより私は詞を聴くタイプじゃないのでそれはどうでもよい。感じ良さげのPVとインタビューを見たところ、キャラ的にも支持集めそうなお方。


Calyn / Tears
洋楽系で珍しくお気に入り。サビのテンポ、スピード感がせつなさを増幅してるような。


!!ブレス / そして僕は途方にくれる
大沢誉志幸の名曲のカバー。すごくキュートで感じの良い声。
「♪君の選んだ、ことだかぁらぁ〜♪」
ミュージックスクエアで珍しく何回か流れた後は全く情報のなかったブレスだが、2003年になって「私たちの望むものは」というアルバムを出していることが判明した。


!!CHAKA / 明日へのメロディー
劇場版「カードキャプターさくら」第2弾の曲。
CHAKAさんはPSY・Sでボーカルをしてた人。
劇場版「カードキャプターさくら」第1弾で使われた皆谷尚美さんの曲もすんごく良かったけど、この曲もモロ好み。やっぱ時代はアニソンだわ(自爆)。


!!g.e.m. / c/w you.
g.e.m.のデビューシングル。このアーティスト名と曲名は分かりずらくて失敗のような気がするのだが…、曲名の読みは「カップリング・オブ・ユー」だったかな?
この曲は私のもろ理想とする愛らしい快活キャッチーpops、今年1番の好みかも。一聴目の衝撃は今でも忘れない。
うぇぶの「golden ero magazine」という命名とか、フロントガール日向めぐみ嬢の佇まいとか、すごい狙った確信犯的「ロリ」の「エロエロ」。「カップリング」って何だァ!的ツッコミも、もはや全てOKというカンズィ(引用:日向めぐみ嬢の文体…)。
しかしこの曲、人前では恥ずかしすぎて好きとは言えない魔女狩り状態、もしそんな奴&状況なら私も石ツブテを投げるが、想像上では義兄弟の契りを交わしてる、マジで。以上意味不明錯乱中。
「♪どしゃぶり夏の公園で〜」



愛内里菜 / Ohh! Paradise Taste!!
3rd、今までも好きだったけど、これが一番好き。
軽く生きがいい声、なんとも軽妙にポップしてるアップテンポで明るい曲調に
「♪オウ!パラダイス テイスト!」。
この人って実はピチカートファイブあたりのポジションを狙ってるんじゃないかな。ジャケ写見て、そう思った。ちょいレトロなオシャレ感というか・・・。
作曲クレジットは大野愛果。


障子久美 / 愛の中で
落ちついた、和風情緒を感じる声とメロ。
声のしっとりさは葛谷葉子さんみたい。
「♪私もっと〜自由になる〜」「♪あいの〜あいの〜」
何度も聴くうちにジワジワくる味わい深さ。


遊佐未森 / 空に咲く花
28thS。28ってのも凄いな。打ち上げ花火の映像のテレビCMを何度か見かけた。



8月発売の曲
!!皆谷尚美 / 水平線の彼方に見えるもの〜海のメロディ〜
CHAKAさんの前に、劇場版「カードキャプターさくら」第1弾の曲を歌ってたのがこの人。それに続く一年ぶりのセカンドシングル。待ちわびていましたぞ。最初聴いたときはピンとこなかったメロだけど、だんだん私の中でしっくりしてきた。前作より少し落ち着いてしっとりした感じ。これはこれで好み。何より声がいい。


!!Rocky Chack / Let me Fly
男女ツインコーラスのポップな曲。ツインコーラスってことで、なんかスーパーカー初期の曲を思い出した。でもスーパーカーよりずっとポップだし、女の人の声は好みのカワイイ系。ツインボーカルやデュエットものは本質的に好みではないのだが、この曲は好み。女性VOメインなのが大きいのだろう。
「♪恋してる気がしてェ〜」(←この甘い「ェ〜」がいいのだ。分かるか?)
「♪オーパー(←多分)」「♪陽気に〜陽気に〜陽気に〜SMILE!」
作曲クレジットにはNoeの字が!山下太郎さん作曲じゃないんだね。


川田麻美 / Strawberrydays
ヘアーアーティストが推薦した人の中から選ばれる、新人女性発掘オーディションのグランプリとのことで、これがデビューシングル。前回のグランプリはあの「渡辺みづき」さん。甘い声で歌われるのは、青春おセンチまっしぐらな恋愛の歌詞。こういう歌詞は大の苦手なのだが、曲の甘さが私の心を掴んで離さない(ヘボ)。アイドルが歌うべきタイプの曲だと思うのだが?



9月発売の曲
ノーナリーブス / DJ!DJ!〜とどかぬ想い〜
YOU THE ROCK★の声を聴いたときは「どうしちゃったんだノーナリーブス」と思ったが、5、6回聞くと、この賑やかさがE感じ。一時期は「Love Together」を口ずさもうとしたら、この曲のメロの方が浮かんでしまった。


!!Jessica / Bleeds
チャラ系らぶりいボイスで、切々と歌っている2nd。なんでこれをデビューSにしなかったのだろう。
「♪泣いて、そして血を流して、少し強くなれるのかな」
「♪こんな痛み、味わうたびに、優しくなれるのかしら」
「かな」や「かしら」という断定を避けたヘナチョコ具合いも心をくすぐるし、「地球のアクビ」なんて詞も適度にメルヘンチック。これまではJenkaと混同してたけど、これでハッキリ区別がついた。第一印象から凄く良かった。


カゲユトモミ / 晴れない日〜コンドイツモアエル〜
この曲からアーティスト名表記をカタカナにした勘解由友見さんの6th。晴れやかだね。


Kirari / living love
元モデルでR&B系統の曲を歌う「きらり」さんの4th。洋楽系でかっこいい。あまりに楽曲が好みだったので、前シングル「Toy Soldiers」みたいに名曲のカバーとかじゃないのかと思った。


Like Uncolored Velvet /抱きしめて!
5thシングル。君らどうしちゃったの?という感じのかわいらしさがグー。


Tyler / Close to you
4thS。Tylerはあまり私が聞かないタイプのアーティストであるが、この曲に限ってはクールで引きこまれる。かっこいい。



10月発売の曲
!!EE JUMP / LOVE IS ENERGY!
10代男女2人ユニットのデビューシングル。
確かに上手くはないかもしれないけど、女の子の元気で愛らしい声がお気にいり。それに加え、キャッチーでとても感じのいいつんくメロ。バックに回った男の子も、あくまで脇役に徹していていいかんじ。サビ前の速い「♪ウォーーーラブイズエナジー」もポイント高し。
「♪EじゃんEじゃんEじゃん」
→男声の主は、モー娘。の後藤真希さんの弟らしい。ふうん。


GARNET CROW / 夏の幻
ガーネットクロウ5thS。三聴目、急に曲の良さを実感できた。


Soul Crusaders / SAFETY LOVE
m-floやGlobeのようなメンバー構成のユニット、デビューシングル。
なんとなく数ヵ月前に売れたSeacret Agentを思い出す、スパイもののテーマっぽい曲調イメージ(私だけの連想かもしれない)。華やかなサウンドアレンジに(ケバくなりすぎてなくて聴き心地がいい)、実はソフトで声質が私好み女VO、ネイティブさん(?)の英詞ラップもしっくりハマっているし、格好良くまとまっていると思う。
m-floにしてもGlobeにしても私はラップ部分がなじめなかったのだけど、このグループの場合はラップ部分が逆に気持ち良い。

てっきりキーボードの日本人男性が曲作ってるんだと思いきや、作曲は大野愛果だと判明。倉木さんといい愛内さんといい、恐るべし大野愛果・・・。というか、恐るべしビーイング。ネイティブさんも大阪弁でいいキャラしてる。


妃野アキラ / 以心伝心お月様
妃野アキラさんデビューシングル。メジャーに販売委託、という販売形式らしい。聴きやすいポップ。


岩男潤子 / ディープ・パープル
また岩男さんの暗い曲か、と初めは思ったけど、聴き込む内にググッとくるようになった。シンプルでまったりと浸れる曲だと思う。曲世界系。
「♪それはだあああれのせいでもなくて 貴方が男で〜
  きっとだあああれのせいでもなくて 私が女で〜」
苦手な人が多そうなまったり具合いかもしれないが、私は浸れる。2000/10/18。


11月発売の曲
!!tohko / PUZZLE…by the irony of fate…
鮮烈だったデビュー作ほど無表情駆け抜けでもなく、
駄作だった「ふわふわ」以降のように生ぬるい感情表現をするわけでもなく、
ちょうどその中間ぐらいの曲調。鈴木あみのドラマEDで流れていたけど、詞的にも曲調的にもドラマに沿ったうつろい謎めく感じを上手く醸し出してると思う。


!!speena / スピーナ
童話的なかわいらしいガールポップ。初めは声が椎名林檎に似ている気がした(もち「あおぞら」での椎名林檎ね)。
「♪あったっしっのっスピーナ」
スピーナちゃんは口のないコアラの人形、服なんかなくったって充分魅力的。・・・オイちょっと待て、このアーティスト名もスピーナだろ。こーゆーのって、なんか面白いなぁ。JD11月を一回目聴いたときに、唯一文句なしに「コレだっ!」と思った曲だから(こーゆー曲は月に1、2曲しかない)、メロディーの分かりやすさもあると思う。ボーカルのカナコさん作詞作曲。イントロは意図的なノイズ混入・・・だよなぁ。


こだまさおり / ほたる野坂
こだまさおり2ndアルバム「ひまわりと泣き虫」収録。情緒感豊かに「♪命の火が揺れてるみたいに〜」。まったり。



12月発売の曲
皆谷尚美 / つきあかり
3rdS「Blue Sky 〜空のメロディ〜」2曲目収録。これはMaxi3部作の第2作らしいが、以後第3作がリリースされないぞ。「つきあかり」はスピード感のあるシックなポップ。


インディーズその他
!!maybelle / キンポウゲの日々
イントロ出だし5秒ですぐに心惹かれる温かく懐かしいサウンド、心ときめかす胸キュン具合い。ホーン?がいいねえ。その後に続くのは、期待を裏切らぬ幼く素直なボーカル。ジャケ言うところによると、「少女ポップスの決定版」らしい。紹介文にはROUND TABLEにadvantage Lucy。ウン、なんかそんな感じだ。
インディーズの曲は編曲で損をすることが多いのだが、この曲の場合、編曲で一層魅力が増しているように思う。


ORANGE CUBE / lipolamo
Tomato Cubeに非ず、Orange Cubeの1stアルバム1曲目。ドラム打ちが行進曲っぽい。ボーカルの声質はやわらかい。どことなくCymbals。


who / あなたにはちみつ
who、インディーズでの2ndCDの一曲。北海道ルスツリゾートCMでばんばんかかっているので、北海道在住の人なら一度は耳にしたことがあるはず。祝福されるというか、ハッピーな感じの曲。




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