・振動波動論や解析力学をきちんと理解してもいないのにガッツリ量子力学をやろうというのは無理があった。そもそも「どうして波ってe^i(k・r-ωt)なんじゃろ?慣れないなぁ」というレベルだったからな…。凄いだろうアホだろうチクショー。井戸型ポテンシャル、調和振動子、水素原子のパターンだけ抑えて終了。
・専門に入って、気がついたらブラケットという便利なものを使って問題を解いていたが、正直問題を解くだけで全く理解は追いついてなかった。
・普通であれば。
(1)実験事実でこういうものがあり、
(2)こういう仮定をすれば(1)の実験結果と合うので
((2)’どうしてそのような仮定を立てるに到ったのか、というポイントはあるが…)
(3)(2)でたてた仮定を法則とする
というのが実証論としてよくあるモデルだろう。
これが量子力学では非常に分かりにくくなっていると思う。
なので、この流れを1つ1つしっかり確認をして、理解を深めていきたい。
・有名な本
・演習書
・レイリー・ジーンズの式ってどこから導けるのか。
→統計力学やれ。
・シュレーディンガー方程式に関して。
「両辺にプサイがあるならば両辺をプサイで割れるんじゃないですか?」
その発想は無かった。
>ハミルトニアンは演算子だ。演算子は関数に「作用」するものであって、
>単なる掛け算とは違う。お前にも分かりやすく説明し直してやるとだな、
>例えば微分演算子を使った式
> d/dx exp(-ax) = -a exp(-ax)
>の両辺を exp(-ax) で割るのはナンセンスだろ? 同じように、"Hφ" が
>ある一つの関数なんだよ。そしてそれは φ とはまるで別のものだ。
(量子化学の話題はこのスレで MP5)
・シュレーディンガー方程式に関して。
「シュレーディンガー方程式てΨを求めるのかEを求めるのかどっちですか? 」
>学部でやる範囲なら、普通はハミルトニアン(演算子)「だけ」が既知。
>波動関数はハミルトニアンの固有関数でなくてはならない。
>つまり、例えば微分演算子 d/dx があったとして、
> d/dx [ある関数φ(x)] = [定数]×[ある関数φ(x)]
>となるようなφ(x)はどのような関数になるか、という問題
>(この場合は exp(ax)+b が一般解になる)。
>この関数が決まれば、定数(これを固有値と呼ぶ)は割と自然に求まる。
>後は教科書読め。
(量子化学の話題はこのスレで MP5)
・井戸型ポテンシャルの意味が分からない
「調和振動の井戸型ポテンシャルの意味が解りません。なぜ左右にポテンシャルの壁があるのか。原子軌道にはないよ壁なんて 」
>井戸型ポテンシャルは「そういうもの」。カーボンナノチューブに電子を入れて
>両端を塞げばだいたい似たようなポテンシャル構造を持つ系が出来上がる。
>波動方程式を立てるのが簡単で、しかも解析的に解ける、お前のような
>初学者にぴったりの問題。これが理解できないのにいきなり原子を
>扱おうだなんて無駄。
(量子化学の話題はこのスレで MP5)
・無限大で収束する意味
>量子力学の場合、パラメーターが無限大で発散することは基本的に許されないと思うのだが
(量子化学の話題はこのスレで MP5)
>量子力学の問題は、特に境界条件が指定されていない場合は
>無限大で収束しないといけないと言うことがあります。
>そうでなければ、粒子は常に無限大の遥か彼方にいることしか表現できません。
>波動関数を使って、粒子の存在できる位置やら、その運動を表現したいのですから
>このようなことになることは、許されません。
>おそらく、参考書の話は調和振動子の話だと思いますが、そこにも位置座標がこれこれのときに
>収束しないといけないとは書かれていないはずです。
>十分、パラメターが大きくなったとき収束しないといけないから、級数が途切れないといけないと書いてあるはずです。
>書いてなければ、収束半径がゼロに近づくからコレでは、無限大で発散してしまう。
>これを避けるために途中で途切れる条件を指定しようと言うことです。
(量子化学の話題はこのスレで MP5)
・混成軌道って何なの? 実在するの?観測結果なの?方便なの?
→
■井戸型ポテンシャル、調和振動子、水素原子
水素原子:Ψ=R(r)Y(θ,φ)
ラゲール関数Rはnで、球面調和関数Yはlとmで決まる関数