す ず ら ん 剣 道 ス ポ ー ツ 少 年 団

 指導部より H22年度



先生方が輪番で掲載します。


平成22年6月28日(月) 掲載7月19日

第14回名寄地方剣道大会で低学年の試合から感じたこと

 いつもは審判の側から見るのに、監督として子どもの側から見るのは久しぶりのことでした。

 剣道の試合では、立礼から蹲踞にいたるまでの礼法がどうだろうか、気勢を感じさせる堂々としたものだと、この子どもは一体どんな打突を見せてくれるのだろうか、と楽しみになるものです。

 又、初太刀が相手の気勢を上回ったものとして、先んじてまっすぐ打ち込んでくれると監督としては、その試合は安心してみていられるものです。そういう意味で、今回は最初から最後まで静かに正座で見ていられました。

 すずらんの5人それぞれが、攻めの姿勢を最後まで崩さずに、43チームの頂点に立ったことは見事でした。

 特に決勝戦での代表決定戦は、見事な戦いとなりました。大将は何で決めるのかな、できれば大技で決めて欲しい!と念じておりましたが、相手の居着いたところを真っ直ぐ大きな面で見事に決めました。

 又一つ感心することがありました。子どもたちは、勝ち進んでも淡々と蹲踞して竹刀を納める姿勢も良かったことです。特にこの決勝戦、勝ってもガッツポーズをするでもなく、静かに下がってきた姿勢に子どもたちの成長を見ることができました。

 それぞれ対戦した相手チームによる試合中の厳しい攻めや、礼法も理にかなったものであり、ものすごく暑い体育館の中であっても、見るものの心には涼しい風を感じさせるものでした。

 「勝って反省、負けて感謝」という言葉がありますが、練習も相対するときには、これまで以上に「お願いしまーす」「ありがとうございましたー」と大きな声を出して研鑽を積んでいければいいなと思います。


( 高 田 義 昭 )


. 先鋒 次鋒 中堅 副将 大将 代表
相手チーム . ◎○ . .
すずらん . . ◎○









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