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世論遊論 『酒と泪と男と司法試験』

第40杯「ビール狂の詩」

ぼくは、20歳代のころスコッチウィスキーにはまり、カネがないのでディスカウントストアで購入しては飲んでいました。その後、日本の乙類焼酎、特に芋焼酎を好んで飲むようになり、さらに、東京の下町ハイボールに凝り、甲類焼酎であるキンミヤ焼酎、果汁0%のいわゆる焼酎の「梅」、強炭酸水をわざわざ通信販売で取り寄せて飲んでいました。その後、日本酒の熱燗がうまいと思うようになり現在に至ります。これらは、いずれもビールの次に何を飲むかという話であり、最初に飲むのはビールと決まっています。これは、ぼくが酒を飲むようになってからは不変であり、ぼくは熱烈な「ビール狂」なのです。なお、ドライビールは味が薄くてビール本来の味がしないので、ビールとは別の飲物と考えています。ビールに関するこだわりですが、まず、瓶ビールを置いてある店では、必ず瓶ビールを注文します。なぜ、瓶ビールかといいますと、いわゆる「生ビール」はジョッキに注ぐため、一気に飲みきれなかった分は、その後、急激に味が落ちていきます。瓶から一気に飲める分を手酌しながら飲み進める方が良いと思います。そこで、瓶ビールを5オンス(155㎖)タンブラーに注ぎ、少し泡を立てて、一気に飲み干すのがビールを1番うまく飲む方法ということになり、これを日々実践しています(もっとも、瓶ビールも栓を抜いた後は味が落ちていくので、1杯目が1番うまいことになる。)。ビールのアテですが、これは言うまでもなくソーセージが最高です。ボイルしたソーセージをガブリとやり、2回噛んでビールで流し込むというやり方を気に入っています。ビールとソーセージの組み合わせをドイツ人よりも愛していますので、ビールはドイツ産、ベルギー産、日本各地の地ビールを、ソーセージは保存料等の添加物の少ないものを取り寄せて試しました。ビールもソーセージも輸入物は時間が経っているので味が落ちており、国産の方がうまいです。これまでの最高峰のビールは、サッポロビールから発売されていた、緑色ラベルの「ヱビス<ザ・ホップ>」です。ファンも多かったはずなのに生産中止になりました。サッポロビールには再考を促したいです。現時点では、夏季限定発売のサッポロビール「黒ラベル北海道」がうまいと思います。ソーセージも出来たてがうまいので近郊で作られているものが1番です。