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世論遊論 『酒と泪と男と司法試験』

第32杯「全国47都道府県居酒屋巡礼」

ぼくは、全国各地の居酒屋に足を運ぶことを無上の喜びとしており、かれこれ10年以上、居酒屋巡りをしています。宿泊先も狙いをつけた居酒屋の近くに確保しています。東京都霞ヶ関で用事があるときでも、野毛(横浜市)、赤羽(東京都北区)といった居酒屋の聖地ともいうべきエリアに泊まるよう心がけています。そうやって1都1道2府36県を訪れて飲みに行っており、飲みに行ったことがないのは、富山、福井、鳥取、島根、和歌山、高知、宮﨑の7県となりました。なお、県庁所在地となると、茨城県の水戸市、三重県の津市、山口県の山口市には飲みに行ったことがありません。これら7県と3県庁所在地を訪れて飲みに行くことが当面の目標であり、仕事に励むモチベーションとしています。これまで訪れた繁華街では、野毛、赤羽あたりが非常によろしいです。銀座や中洲(福岡市)もよろしいのですが、ど真ん中よりも周辺地域に風情のある良い店が多いです。「岸田屋」(東京都中央区月島)のもつの煮込みは東京3大煮込みの中で1番です。「みやもと」(福岡市櫛田神社付近)のもつ鍋もシンプルでうまいです。広島市、岡山市は、政令指定都市ですが、繁華街はあまり大きくなく、これといった特徴がない印象があります。実は、ぼくは大阪・京都はあまり行ったことがなく、この間、大阪に行く機会があったので、通天閣界隈に行ってみましたが串カツ屋ばかりでイマイチでした。ついでと言っては何ですが、PL学園や大阪桐蔭へ野球の練習を見学に行きましたが、残念ながら見学できませんでした。従って、大阪では「スタンドアサヒ」「明治屋」といった名店を踏破することはできたのですが、不完全燃焼ですので、今度行ったら梅田界隈を中心に探索しようと意気込んでいます。また、京都では、応仁の乱当時から営業している「大市」という丸(スッポン)鍋屋に一度は行きたいです。この他、一度は行って食べたいものとして「福よし」(気仙沼市)の魚介類、「梁山泊」(八丈島)のクサヤをはじめとする島料理があげられます。地元のサンロク街を忘れていました。サンロク街は全国有数の繁華街というのがぼくの結論です。40万人程度の人口規模でサンロク街の店数を維持できていることが驚異です。道外からお客さんが来たときは、開口一番「なぜこんなに店があるのか」必ず言われます。