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世論遊論 『酒と泪と男と司法試験』

第21杯「野球」

旭川弁護士会野球チームですが、とにかく弱く、平成20年の夏に札幌弁護士会チームと対戦したときは、三振とピッチャーフライでしかアウトが取れない状態に陥り、1回裏に打者3巡半、得点30点くらい取られて負けたことがあります。さながら、「スクールウォーズ」の川浜高校が相模一高に109対0で負けるような感じ(こちらはラグビーの話ですが)です。「スクールウォーズ」の川浜高校は、京都の伏見工がモデルとなっており、川浜高校も全国優勝するまでになるのですが、旭川弁護士会野球部は相変わらず低迷しています。まあ、以前にくらべればかなりましではありますが・・・。野球については、観戦するのも好きであり、高校野球の予選を見にスタルヒン球場へ行ったり、2009年ころからは子どもを連れて札幌ドームに行ったりしています。球場にいっても応援には参加せず、自分で解説をしながら観戦することが好きであり、端から見ていると変な人かも知れません。ちなみにぼくの野球での一番古い記憶は、昭和48年夏の甲子園で旭川龍谷が東洋大姫路に3対2で勝った試合です。7回に鹿田のタイムリーで逆転し、エース向峯が8,9回をピシャリと抑えて勝ったことをなぜか覚えています。この年は、巨人が最終戦で阪神に9対0で勝って9連覇を達成し、勝ち投手は髙橋一三でした。この後、数年、王と田淵がいつもホームラン王争いをしていました。この他、昭和54年の江川のデビュー戦でラインバックが逆転3ランを打ったこともよく覚えています。次に、夏の高校野球記憶に残る名場面として、①昭和54年、旭大高が北北海道代表として初めて夏の大会で2勝したこと、②平成5年の決勝で松山商のライト矢野が大遠投で3塁ランナーを本塁封殺してサヨナラを阻止したこと、③平成7年に旭川実業が3勝してベスト8に進出したこと、④平成16年に駒大苫小牧が優勝したことの4点があげられます。①旭大高は、4番の鈴木、5番の菅野が実にいいところで打っていました。監督は熊谷監督。旭大高の校歌には「ロマン」とか「友情」が出てきて、当時、子どもながらに珍しさを感じました。②このバックホームは、1プレーとしては高校野球史上で1番。YouTubeで1度見ることをお勧めします。本塁で封殺された熊本工の選手が経営している高校野球バーに行ってみたいです。③④は次号で。