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世論遊論 『酒と泪と男と司法試験』

第16杯「酒の肴」

ぼくは、酒を飲んだら腹が減るタイプで、タバコを吸わないこともあって、食べながら酒を飲んでいます。従って、酒の肴は非常に重要です。酒の種類によって肴も変わります。ビールには、肉系が合うと思っており、中でも、ソーセージが大好きです。大学に入った頃にシャウエッセンが発売されたと記憶しており、それ以来の粗挽きウィンナソーセージをいろいろ試しては、食べています。ウィンナとはオーストリアの首都ウィーンに由来し、羊腸を使用しているソーセージのことをいいます。ちなみに豚腸を使用するとフランクフルトソーセージ、牛腸を使用するとボロニアソーセージといいます。ウィンナソーセージを食べ続けて30年ですが、深川市にある「さんだかん」さんの粗挽きウィンナソーセージが、添加物を一切使っていないので、本物と思っています。続いて、日本酒には刺身系が合うと思いますが、あえて練り物系から選ぶと、愛媛県宇和島市のじゃこ天がイチ押しです。粗挽きで骨も入っていて、デンプンを使用していないものが良いと思います。スコッチウィスキーには、燻製が合うと思っており、燻製ならば、剣淵町にあるゴトウ燻製さんのスモークド・チキン、スモークド・エッグが保存料・発色剤を使用しておらず、塩加減も抜群で、間違いなく日本一と思っています。乾き物ですが、これはポテトチップスが一番と思っています。小学校3年生の時、カルビーからポテトチップスが発売され(コイケヤの存在は知りませんでした)、それ以来、40年間、ポテトチップスを食べ続けています。いろいろな味付けがなされていますが、行き着くところは「しお」で、変化球は、せいぜい「のりしお」までです。油分の少ない方が食感が良いので好きであり、総合すると、カルビー堅あげポテトの「しお」が良いのではないかと思っています。締めは、麺類と行きたいところですが、夜に食べ過ぎると、健康に良くないので我慢しています。代わりに味噌汁を肴にして、もう少し酒を飲みます。残り物の味噌汁に煮干しと昆布の粉末を加え、赤味噌と水を足します。具は、あるものを適当に入れますが、納豆を入れると納豆から独特のダシが出てとてもおいしいです。キムチと唐辛子味噌(コチュジャン)とゴマ油を加えると、韓国のチゲ鍋風になります。味噌汁を飲んで寝ると2日酔いになりづらく、明日、また酒を飲むことができるので、おすすめです。