アケメネス朝に関しては前述した知識、
・BC400s:ギリシャとの戦争
・BC300s:アレクサンダー大王に滅ぼされる
からBC500s〜300sは十分に類推可能だろう。
ササン朝に関しても、
・AD200s:パルティアから生まれた
・AD600s:前述したとおりイスラム勢力により滅ぼされた
からAD200s〜600sは容易に出てくる。
軍人皇帝のヴァレリアヌスをシャープール1世が捕らえたのが(軍人皇帝だから)AD200s。
なお、インドのグプタ朝もアケメネス朝と紀元前/後の違いはあれど、数字だけは同じAD 3xx〜5xx である。正確には…
大雑把にゾロ目で「55〜33、22〜66(ゴーゴーサンサン、ニーニーロクロク)」
あるいは「55x33x(ゴーゴーサンサン)、22x651(ニニがムゴい)」
と覚えてしまえば色々と楽。前述のササン朝の方が前と後ろに100年ずつ長いというのが記憶の助けになる。正確には最後の 66 は違うが、覚えやすさ優先ということで。
アケメネス朝の始点 550 を覚えておけば、ギリシャとの戦争が 4xx だったことにも繋がるし、
ササン朝の始点 220 を覚えておけば、ササン朝が滅ぼしたパルティアの終点にもなる。
・グプタ朝はエフタルによる圧迫が衰退の主因とされている。
・ササン朝はエフタルに王を殺されたこともあったが、最終的にはホスロー1世がトッケツと組んで滅亡させている。
国名 | アケメネス朝 | ササン朝 |
由来 | アルダシール1世の祖父名 | |
首都 | 王の道はスサまで ペルセポリスは完全な首都ではなかった | クテシフォン 旧パルティア首都 |
国教 | ゾロアスター教 アフラ=マズダとアーリマン | ゾロアスター教 マニ教とマ教 |
王 | ・キュロス2世:BC550メディア、BC547リディア、 BC539新バビロニア王国を滅ぼしバビロン捕囚を終わらせる名君。 ・カンビセス2世:第2代でキュロス2世の息子。エジプトを征服。 藤子不二雄『カンビュセスの籖』はクシュ王国(現スーダン)征伐失敗が題材。 ・ダレイオス1世:第4代、最盛期。ギリシャとのペルシャ戦争。 ・クセルクセス:civ3のペルシャ君主。 ・ダレイオス3世:アレクサンダー大王と戦い滅亡。 |
・アルダシール1世:建国。パルティアを滅ぼす。 ・シャープール1世:マニ教に傾倒。 (西)260年ヴァレリアヌスを捕らえる。 (東)クシャーナ朝を圧迫。 ・ホスロー1世:最盛期550年あたり。 (西)ホスロー-ユスティアヌス戦争 (東)エフタルを滅ぼす。 ★シャープール1世の200s、ホスロー1世の500sは覚えるべき。 |
その他 | ハカーマニシュ |
チムール朝の圧力がなくなり、3つの勢力(サファヴィー朝、オスマン帝国、ムガール帝国)が対等することを覚えておく。
<1500>
05:チムール滅亡1500→オスマン朝+サファヴィー朝+ムガール朝
06:ヨーロッパの1500まわり3つのtopics:ルネッサンス→大航海時代→宗教改革
07:チムール後の1500s前半ヨーロッパ世界。スレイマン1世、カール5世=カルロス1世、フランソワ1世、ヘンリー8世
スレイマン1世とカール5世:第一次ウィーン包囲
フランソワ1世とカール5世:神聖ローマ帝国の地位、捕虜
07:漢BC200〜AD200の400年、パルティア
ローマ←→パルティア←→マウリヤ/サータヴァーハナ←→漢
08:
09:「♪ブワイフ → サーマン → (カラハン →ガズナ)!
セルジューク → ホラズム → カラキタイ →ゴール」