某学科紹介文

農学部某学科の公式パンフレットに載っていた、学生による学科紹介文。紫色で書いてあるのがパンフレットにあった原文です。ちなみにココ、残念ながら私自身とは縁のない学科でした。

 「また来週!」本来金曜日の挨拶が、●●学科では不思議なことに水曜日に交わされる。●●の学生が授業に出ないというのは●●大では非常に有名な話であるが、恥ずかしながら私自身はそのなかでも最も出席率の悪い層に属する。さて、空いた膨大な時間をみんな一体何に使うのか?ある人はバイトに明け暮れ、ある人は司法試験の勉強をする。ある人は国家公務員試験の勉強をし、ある人はひたすら女の子を追いかける。日月火の2泊3日でスキー旅行なんてのもあったが、他の学科ではとても出来ないであろう。


 こういう文を載せる学科側の懐の深さが好き。他の学生による文もいい感じです。
 情けないことですが、比較的時間に余裕がありそうだということと、理系の授業についていけなくなったという消極的な2つの理由で選んだ●●学科への進学でありましたが(以下続く…)

 他にも、
 私は●●に在籍して4年目という古株?ですが、この間なにをしていたかというと、まず最初の2年間はサークル活動に熱中し、典型的な●●生として毎日週1,2回学校に顔を出すという生活を送っていました。
 ※注:この大学は2年教養+2年専門というカリキュラムなので、●●学科は順調に行けば2年で終えることができます。


 学生控室で最も使用頻度が高いのは数年前ある卒業生が置き土産にしていった雀卓のようです。水曜日のゼミの後には廊下にジャラジャラの音が少しばかり控えめに聞こえてきます。

 学問のことをまるで語ってないのが面白いです。




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